【読む空手道場】サウスポー対策

左手を前に出して構えるのがオーソドックス構えです。左構えとも呼ばれます。これに対して、右手を前に出して構えるのがサウスポーです。右構え、逆体とも呼ばれます。

組手で自分がオーソドックス構え(左構え)で相手がサウスポー(右構え)だと違和感を感じます。その理由は、間合いです。
サウスポーの選手と組手をすると、自分の前拳と相手の前拳同士が同じ左側にくるのでお互いの拳が接触してしまいます。近すぎだと思って、後ろに下がると今度は技が届きません。サウスポーの相手の前拳があるので距離感や自分の間合いを測ることができなくなり、違和感を感じます。

サウスポーの選手を攻略するためには、この間合いを抑える必要があります。対策をしっかりと行うことで、相手がサウスポーでもポイントが取れるようになり勝つことができるようになります。

この記事ではサウスポーの相手に対しての攻め方や、サウスポーの弱点などをご紹介します。

サウスポー対策のまとめ
・前拳で相手の前拳を抑えて左に回る
・踏み込みは必ず相手の外側
・サウスポーの刻み突きにカウンターを合わせる

早速、詳しくご紹介します。

ここから先は

1,395字

¥ 980

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?