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3月25日 ビッグイシュー講談部お稽古


 野田・福島区民センターでのビッグイシュー講談部の稽古。必然的に野田のうどん屋でうどんを食べて朝食とする。昆布うどんにきつねをトッピングとしてみる。このきつねが大変美味しいのだけれど、味が濃いもので、繊細な麺と出汁の風味を減じていたように思う。すごくおいしいきつねうどんなんだけれど、この店の麺の、出汁のポテンシャルを知っているものとしては少々残念、というところか。きつねのクオリティも無茶苦茶高くはあったのだけれど。ただならぬうどん屋である。

 ビッグイシュー講談部のお稽古は、一人欠席で二人出席。次回のビッグイシュー講談会に向けての当事者講談を稽古していく。テーマは「布団」で、どうにも講談らしくない細かいお話しなんだけれど、講談の俎上に載せることによって面白くしていく、といった風情。いい感じで仕上がった感じで12時になり、稽古終了。防音ルームを抑えられていたので、30分古典講談『扇の的』の稽古を行う。一回通して読む、という感じ。後半ぐっと盛り上がるのをどれくらい制御しつつ熱量を上品に伝えるか、の勝負な気がする。

 12時30分にセンターを出て。近くのモールの中のシアトルズベストコーヒーで作業を行う。台本を一本書いた。武蔵新城でラウンジに行った時の話を玉田玉山物語で。割とすっと書けたのでよかった。そこからいくつかの事務作業をして日記を書いているうちに妻から連絡。夜は仕事がなさそうなので、一緒にごはんを、ということであった。

 十三で妻と待ち合わせをして、焼き肉屋へ行く。大変お得なランチを饗している焼き肉屋で、ことあるごとに訪れている。まんぷくランチ、なるバカネーミングどころが内容はバカにできない美味しいハラミがいい感じに配されているランチ、を食べる。妻は瓶ビールも飲んでいた。瓶ビールとジョッキがやってきて「グラスがええなあ」などと決して店員さんに聞こえない感じで呟いて、粛々とジョッキで瓶ビールを飲んでいた。

 割としっかり目に食べてしまったので、眠たくなる。帰宅して床に就くと一瞬で惰眠の徒。大体白飯をを茶碗に一杯食べてしまったのが良くない。最近白飯をというものを殆ど食べつけておらず、食べるたびに頭がぼうっとして、顔がほてり、眠たくなり、思考能力が下がるのである。焼肉屋からの帰り道も「白飯は大麻と同じ効果がある」「大麻を解禁するべき、いや、白飯を禁止するべきである」などと益体もない無思考な言説を繰り返し妻に「そんなことをしては米農家が」などと保守発言をさせてしまうなどの迷惑をかけた。
その白飯が効いて眠る。起きた時には夕方で、もう少し稽古をしたいな、と思ったので駅前のカラオケに出かけて稽古を行う。合間にカラオケも歌う。いや、カラオケがメインか。違うんです。稽古とカラオケをすると、稽古のせいか声がよく出て大変気持ちよく歌えるものですから。どうだろう、しかし半分歌の稽古になっていたような気も。歌のお仕事もお待ちしております。
 23時頃までカラオケに居て、帰宅して、晩御飯を食べる。大変に腹が減っていたのだ。この日は近頃には珍しく3食しっかり摂る日になった。

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