最近犬を飼いたくて。
でも一人暮らしだと犬を飼うなんて、まず無理じゃないですか。
だから、在宅メインで将来的に生活できるように仕事の土台をつくるか、犬を一緒に世話してくれる程よい距離感の共同生活者（性別問わず）と出会えるよう人としての魅力を磨くか、まあなんか色々妄想しているのですが、とりあえず5年後犬を飼うことを具体的な目標にして人生頑張ろうかなーと思っています。

また、別の話で一昨日のこと。
定期的に会っている友達と、近況やら6月に予定している2人旅の計画やらを話しながらお酒を飲んでいたのですが、話の途中、わたしの地に足のついていない人生観や自分本位な生活っぷりに彼女の感情が少しぱちぱちっと着火したような気がしまして。
一瞬のことですし、わたしの憶測癖もあると思うのですが、元来わたしはこういうときすごく気にしたり自己嫌悪に陥ったりするほうなんですね。
だけど、そのときわたし思いました。
『わわ、なんかちょっと、呆れ5割、（彼女は結構人生の大きなイベントの手前にいる感じなので）疲れゆえのちょい怒り2割滲んでるかも。でも、わたし彼女に悪いことしてるわけじゃないしな…。しかし、この居酒屋の刺身、鮮度悪くてめっちゃお腹壊しそう。』

何を言いたいかといいますと、これらのことを思ったときに、あれ、わたしすごく元気なんじゃないかと気づいたんですよね。
ちょっと前も気分が落ち込むとか軽度鬱とかごちゃごちゃ言ってはいましたが、ひと段落して、いずれ犬を飼いたいと思えるとか、友達のデリケートな感情に過剰に動揺せずにいられるとか、やっぱり元気じゃないとそういうことできないかなと。
わたしはカネコアヤノさんという歌手が好きで、一番最初に好きになった歌が以下のような歌詞なのです。

もう少し大丈夫になりたいと思っていた頃、よく朝この歌をイヤホンで聴いて通勤してました。
無職期間を経てなんとか再就職できたものの、入社4日目でやっぱりまだ仕事するのは無理…となり、退職の相談をしたところ上司に引き止められ（今思うとすごくラッキーですよね）、でもとにかく毎日不安で、それを周りに悟られてしまっていることもすごく自分が情けなくて。
お守りをいつも鞄や衣服の中に忍ばせて、ハンカチにアロマスプレーを染み込ませてトイレにいく度に嗅いでいて（柑橘の匂いがメンタルに良いらしいので）、だから朝時間がなくて何か1つでもそれを持てなかった日は一日終わるまで不安でしょうがなくて、毎週更新されるしいたけ占いから自分を救い出す言葉をできる限り多く見つけようとして（今も大好きなんです）、何かトラブルがあったり誰かの何気ない言葉が刺さったりすると今日もう1回同じようなことがあったらおかしくなるかもしれないと速くなる鼓動や手の震えがこわくてたまらなかった。
当時は自分のお世話で精一杯だったので動物を飼いたいという気持ちもなかったし、嫌なことにどう向き合うかじゃなくて嫌なことができるだけ起こらないように神に祈るしかありませんでした。
今も雨が降ったらなんとなく気持ちが沈みますし、嫌なことを穏やかに解決できているとは言い難いのですが、でも今のわたしは間違いなくあの頃のわたしがなりたかった、もう少し大丈夫になったらの状態です。

おめでとう、わたし。

そして、もうこれ以上は大丈夫にならなくて大丈夫。これからはちょっとずつ不安になったり元気になったりしながら生きていきたいです。