ある1人の少年のお話。
これまでの彼の軌跡は↓↓。

本日、無事退院しました！！👏

誕生日までに歩くという目標を自ら掴み取った彼。
その後も、楽とは言えないリハビリを一生懸命に頑張りました。

あえて経過を残しませんでしたが、
途中、新たな身体的な問題が直面したり、
心境の変化があったりと
退院まで一筋縄ではいきませんでした。

私にとっても、初めての廃用処方の患者さん。

どのくらいの頻度・強度でやるのか、
何をすることが彼にとっていいのか、
そして何よりも、彼には未来がある。

その未来をより輝かせるためには、今何をすべきなのか。

すごくすごく、考えました。

うまくいかなかった日だってあるし、
『うそだろーーっ』と頭を抱えた日もありました。

たくさんの学びがあった、彼との時間。

退院前にご挨拶に行きました。

『歩けるようにしてくれてありがとう』

いやいや、こっちがありがとうだよ！！
と全力で返しました。
頑張ったのは彼です。
退院できたのは、紛れもなく彼の頑張りの成果。

彼自身にありがとうと言って欲しいくらいでした。

これからの人生を過ごしていく中でも、
彼とのリハビリ時間は忘れないでしょう。忘れたくありません。

この気持ち、彼の表情、頭を捻って考えまくったリハビリ…。
全部、全部、素晴らしいものです。

本当にありがとう。
そして、退院おめでとう。