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悪魔のシスター/ブライアン・デ・パルマ(1972)


今日は早く目が覚めたので朝からスリラー。
デ・パルマってどうしてもヒッチコックの話が出てくるわけで、リアルタイムで観た「殺しのドレス」もヒッチコックを意識して観てしまったわけですが、今回はその辺は忘れて観るようにしました。如何わしさの極みのような医師役のウィリアム・フィンレイ。カナダはケベック州出身のフランス語訛りの英語を話すモデルで双子役のマーゴット・キダー。血糊や精神を保つためにヒロインが服用するピルの「赤」、怪しいアフリカン・クラブ、美しくも屠殺用のように家庭用としては大き過ぎるナイフセット。幸せのシンボル的な誕生日ケーキの恐ろしさ などなど若いデ・パルマの描く荒削りなデイテールがいちいちカッコよかったです。

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