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菊川のStrangerで「Get Crazy」。

1983年 ロックの殿堂として名高い会場での
大晦日の年越しロック・コンサートの話。
監督は「ロックンロール・ハイスクール」のアラン・アーカッシュ。
フラワー・ムーブメント全盛にグレートフル・デットやCSN&Yなどのアーティストが毎夜出演したフィルモア・イーストでステージライティングを担当していた人で当時書かれた脚本を撮影された83年にアレンジしたそうで、映画内でも15周年(68年から数えて)アニヴァーサリーと言っています。よって当時を引きずるヒッピー集団やヘルス・エンジェルスも乱入するし、もちろん大暴れするパンクのお兄ちゃんも。ダース・ベイダーの紛い物のようなものも出て来ます。
オープニングでは、Star Warsのパロディのような感じで、会場のオーナーは、LEGOの偽物のような宇宙船で登場し、ルー・リード(当時この映画に出た事を後悔していたが、良い反響で気を取り直した)はそのまんまで新曲歌うし、登場シーンはデイランのアルバムのパロディ。(下記トレーラー参照)マルコム・マクダニエルはロック・スター役。主題歌はスパークスとB級映画丸出しなのに妙に豪華なキャストです。
「ロッキー・ホラー・ショー」「リッキッド・スカイ」の並ぶロック・カルト・ムービーだと思います。
映画の後はルーのTシャツを着たDJ Patch さんがスパークスの新作をかけてくれて燃えました。
映画の後、こんなイベントをよくやってくれるStranger映画館 素晴らしい。

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