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【逆SEO】検索エンジンでの評判管理

こんにちは、普段はアフィリエイトサイトの運営や企業のSEO実行支援をしている玉寄(たまよせ)です。@tamaken0127

逆SEO(別名:Reverse SEO)は、検索エンジンの評判管理に用いられる手法の一種で、オンライン上での特定の団体や個人に関する風評被害を改善するために利用することができます。

この記事では、逆SEOと仕組みと、なるべくコストを抑えた形での実施方法を紹介していきます。

逆SEOとネガティブSEOは違う

逆SEOとネガティブSEOを混同してはいけません。

逆SEOは、SEOの代理店などが、特定の企業やブランドに関するネガティブな情報を抑制するために用いる手法です。

否定的な口コミ、事実無根の誹謗中傷、利益をもたらさない低品質なコンテンツなどを含むページの検索順位を押し下げ、ユーザーへの評判向上を目的としています。

一方、ネガティブSEOは、競合サイトなどのページへ低品質な被リンクを大量に生成し、ライバルサイトの検索順位を下げる手法となります。

逆SEOのやり方

逆SEOを実行することにより、検索エンジンの上位数ページに悪いコンテンツが表示されず、肯定的なコンテンツをより上位のページへ表示することができます。

自社に関するネガティブなサイトや、ユーザーに見られたくない否定的なレビューがある場合は、逆SEOに取り組む必要があります。

ここからは、逆SEOを行う際に効果の高いやり方を紹介していきます。

1.キーワードの事前調査

通常のSEOと同様に、逆SEOでもキーワードの事前調査が重要です。

調査する際は、会社名やブランドに関するネガティブなレビューやページにつながる検索クエリやロングテールキーワードを探す必要があります。

キーワードプランナーやラッコキーワードなどの一般的なキーワードツールや、検索エンジンで実際に表示されるサジェストワードからネガティブなキーワードを抽出するのもおすすめです。

2.プレスリリースの発行

Googleが不適切なコンテンツを表示するために使用しているキーワードを特定したら、逆SEOに取り組みましょう。

前述したように、これは 「ネガティブSEO」 とは異なります。

逆SEOは、これら特定のキーワードを積極的に使用し、検索時に上位表示されるようなコンテンツを作成します。

逆SEOを行う一番良い方法は、自身のサイトやブランドに関するプレスリリースを公開することです。

プレスリリースは、特定のサイトやブランドにポジティブな印象を与えるものであり、検索エンジンでも優先的に表示されるコンテンツです。

プレスリリースを行うと、他のサイトやプラットフォームなどでも公開されるというメリットもあります。

プレスリリースの内容は、通常のコンテンツSEOと同様に、特定のキーワードに対して最適化する必要があります。

同じキーワードを使用するネガティブなページよりも確実に上位に表示されるように忘れずに最適化を行いましょう。

3.他のプラットフォームでもコンテンツを公開

プレスリリースだけでなく、他のプラットフォームでも積極的にコンテンツの作成、公開をする必要があります。

特定しやすい企業名や個人名などであれば、ドメインが強いブログサービスを使って記事を公開していくのがおすすめです。

ブログサービスの候補としては

  • Amebaブログ

  • ライブドアブログ

  • FC2ブログ

  • はてなブログ

  • 楽天ブログ

  • Tumblr

  • note

  • LINE BLOG

  • gooブログ

他にも候補はありますが、国内で知名度が十分あり、ドメインも強いブログサービスとしてはこれらが候補になります。

4.SNSでコンテンツを積極的に共有

TwitterやFacebookなどのSNSのコンテンツも、Googleの検索結果に利用されています。

SNSで公開されたコンテンツは、メインサイトのどのコンテンツよりも検索順位が高くなる可能性があります。

プレスリリースや他のプラットフォームで公開したコンテンツをSNSで積極的に共有することにより、肯定的なレビューの獲得や評判向上につなげることができます。

最後に

逆SEOに取り組む場合、通常のSEOのようにすぐに結果が出るわけではありません。

狙ったコンテンツを検索エンジンの1ページ目に押し上げ続けるには、継続的な努力が必要です。

逆SEOの成功確度を高めるには、今回紹介した内容に加えて、権威性の高いドメインでのゲスト投稿や、被リンク獲得などの一般的な外部SEO対策を取り入れてみてください。

この場合、時間とお金、両方のリソースを多く使うので、費用をなるべく抑えたいという方には実行が難しいかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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