クワイエット・ラグジュアリー
今年のファッショントレンドとなった「クワイエット・ラグジュアリー」。
クワイエットを保持するためには、実に多くのことを語らねばならない。
イデオロギーを乗り越える強烈な欲望だけがそれを成し得る。
本年ラストのこどもみらい塾フラワークラス。
こちらは「ノイジー・ラビリンス」ですな。
それぞれが素直に欲望に直走る様子は見ていて清々しい程です。
わからなさの美学という世界に引き込まれてしまった気がします。
なんでもかんでも白黒つける必要はないというのが時代の流れ。美しいグラデーションを描く世界はどんなに平和だろうか。
クワイエット・ラグジュアリーって、一見相反する単語が組み合わさって、キャッチーな造語になっているじゃない。
だいたい贅沢品て、ジャラジャラとやかましいイメージがあるところに静けさをぶつけて新しい世界観を創造している。
これくらい強烈なメッセージ性がなかったら、イデオロギーに抵抗できない。
正しいか間違っているか。善か悪かなんて、ファッションやアートの世界には不在であって欲しい。
来年もたくさんの笑顔に出会えますように。
良い年をお迎えください。
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