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#051 BirguのCandle Nightが幻想的とは程遠かった話

空港からこんにちは。マルタのタマルです。
今日はNotte Biancaの翌週に行われたBirguのFestaについて認めたいと思います。


Candle Nightとは?

BirguはThree Citiesの真ん中の島にあたる場所。立地的にはVallettaから船で10分くらいのところにあります。Google Mapだと検索してもThree Citiesまでの海路がサジェストされないんですが、船で行くほうが圧倒的におすすめ。夏の間は便数も多いし。

Three Citiesは正直、何かがあるって場所ではないんだけど(まあマルタはどこもそんな感じといえばそんな感じ)、古い街並みが広がっていて、小道という小道に入りたくなるような構造になっています。

そんな場所で行われるCandle Nightは、そんな街並みが文字通りろうそくで彩られるイベントです。

度々話題にするBritish Teacherも、「美しいのでぜひ見に行ったほうがいいよ」とサジェストしてくれました。それはいくしかない!

VallettaのMurder Mysteryに挑戦

さて、その日の午後に、実はもう一つ予定を入れていました。参加したのはVallettaの街を歩きながら謎解きをしていくMurder Mysteryで、こちらも件の先生から教えてもらったイベントでした。

ストーリーとしては、異世界に放り込まれた我々が、魔女を殺した犯人を探すというような内容で、街に点在する登場人物に聞き込みに回って(※これは物理的に誰かにきくのではなく、アプリ上で行われのですが)、犯人を絞り込んでいくというもの。
どんなもんかなー?と思って参加したのですが、これがなかなかキツかった!
何がキツかったかというと、とにかく物語を読む文量が多いこと。加えて、登場人物が多いので、物語を追うのが難しかったです。普段小説の映画を読まないから、見慣れない単語だらけだったし……友達と参加していたことや、外で目が滑ることなどなど、原因をあげ出したらキリがないのですが、リッチな体験にするには英語力がとにかく足りませんでした!!無念。
友達と一緒に参加していたので、あまり自分のことで時間を取るのも申し訳なかったし……。このあたりは依然、日本人仕草です。
レストラン休憩なども挟みましたが、トータル4時半間ぐらいで完走!もっと勉強してからまたやらせてください!!!!!の気持ちでした。

1番楽しめたのはジェラートだったかも

いざBirguへ

さて、途中の話が長くなりましたが、先述の通りフェリーでBirguへ。これがもう、すでに異常なまでに混んでいました。到着してみると…、人が多いということを除けば、港あたりは特に変化なしです。

人の流れに沿って歩を進めると、どうやらこのあたりの様子です。

Birguの教会。今日はドアが開いています
街角のろうそくたち
美しい……んだけど……

とにかく、人・人・人!通りがそれぞれ狭いのもあって、本当に進めません。初詣の湯島天神並みの大行列が四方八方どこまでも続いています。うわー!!

街角ではアコーディオンや金管など、音楽を奏でる人々が点在していて、それはとても羨ましかったです。でも、その様子を撮るためにまた混雑…人が多すぎるー!

プレーンなキャンドルのようす
色付きのものもかわいい!
プライベートパーティーを開催しているレストランも
マルタクロスに灯されたろうそく

人間を避けて撮影した写真はファンシーですが、実際は熱気がすごくて「幻想的」という感じではありませんでした(きれいだったけどね!)。

広場では例によって特設会場が設けられ、大盛り上がりのフェス状態…つまり、音もやかましいです。お昼に1万歩ぐらいすでに歩いていたこともあって、1時間ぐらいでギブアップしてしまいました。笑
マルタ、イベントの味付け全部同じすぎるって!そこがいいところかもしれないけど!!

教訓。イベントに行く日は、予定を梯子せずに体力を温存するべき。どこもとにかく混むし、騒がしいのは前提ですね!!勉強になりました。

そんなわけで

美しくも騒がしかったCandle Nightのお話でした。Maltaはこれからハロウィン→クリスマスと移り変わっていくのかな? そろそろクリスマス休暇のプランも考えないと……
ではでは、また別の記事で!


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