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#076 Kölnでドイツ人の友人と再会した話(ドイツ旅行記その1)

こんにちは!マルタのタマルです。2023年12月は旅行三昧でした。そのうちの一つ、ドイツ旅行について2-3回に分けて書きたいと思います。


かてぃん氏のコンサートに行きたい!

私は趣味でピアノを弾いています(マルタに来てからは全然触れられなかったですが…)。そんなこともあって、ピアノ系YouTuberのかてぃん氏は前々からファンだったのですが、同じく彼のファンである友人から、「ワールドツアーをやるみたい」と連絡がありました。

https://www.instagram.com/p/CwB-Y0hOHoK/?utm_source=ig_web_copy_link

見ると、なんと夏にはシチリア島にもきていたとか!えーうそー!行きたかったぁ!!
と、悔しい気持ちが出てきたので、どうしてもかてぃん氏のコンサートに行きたくなりました。笑
場所はどこでもよかったのですが、それなら、と仲の良かったドイツ人にメッセージを送ると、ぜひ会いたい!とのリプライをくれてので、Düsseldorfで開催されるコンサートに行くことにしました。ちょうどクリスマスシーズンだったので、じゃあマーケットを回りたいね、という話で落ち着きました。
ケルンは空港からも近いし、デュッセルドルフにも出やすいのでちょうどいいね、と旅先がすぐに決まりました。
(この話を先の友人にしたところ、会話が宇多田ヒカルの「マルセイユ辺り」みたいでかっこいい!と言われた。全く意識してなかったけど、言われてみれば確かに。笑)

9年ぶりのKöln

ケルン・ボン空港に到着のは土曜の21:00ごろでした。
ケルンにきたのは人生で2回目。前回はフランクフルトから日帰りで行ったので、この空港を利用するのは初めてだったし、ケルンでの宿泊もまた初めてのことでした。

大聖堂、こんなに黒ずんでたっけ!?

友人が空港まで迎えにきてくれたのですが、彼女はどうやら風邪をひいていて、とにかく体調が悪そうでした。かわいそうだった…
彼女はブレーメンの方に住んでいるんですが、なんとこの日朝に突然「今日ストやるから電車キャンセルな!」と連絡が来たらしく、えらい時間がかかってケルンにやってきていたそう。体調が悪い中……つらい……。
早く帰って休もう!ということで、彼女の友人おすすめのケバブを買って急いでホテルまで戻りました。
足早に素通りしたクリスマスマーケットの明かりが私のテンションを引き上げてくれました。やっぱりいいなあ!!

賑わってる!

Kölnのクリスマスマーケット

さて、翌日。友人の体調は依然治らず、夕方までホテルにステイするわ、とのこと。この日のコンサートは夜19:00からで、その前にDüsseldorfのクリスマスマーケットには行こうと約束していたので、16:00までフリータイムがありました。
と、いうわけで、昨日素通りしたクリスマスマーケットと美術館へ出向くことに。

気持ちのいい日曜日の朝!

クリスマスマーケットは本当に人が多くて歩くのもやっと。なのにどうしてもここを通らずにはいられません。笑
夜もいいけど、昼のクリスマスマーケットも素敵です。

かっこいいコスチューム

気になったのは、蹄鉄コーナー。ホースシューは幸せを貯める形ということで幸運のモチーフであることは知っていましたが、クリスマスマーケットでこんなふうにして販売されるとは知りませんでした。この職人さんたちがみんな…顔が良くてな……。

思わず買いそうになったって!

Museum Ludwig

駅近くのルートヴィヒ美術館へ。主に現代アート作品が飾られていておもしろかったです。

内装はかなりシンプルなつくり

特別展示としてピカソの"Suite 156"という作品群があったんだけど、女性の表現がなかなかにエグくて珍しく目を背けてしまいました。当時もその描き方にかなり批判も来たそうで、まあそうだろうな…という感じ。

これはまだライトな方…
こちらは常設展より。パウル・クレーの絵
街並みと調和した展示室、クール
河原温の作品も!

また、解説の中に、「第二次世界大戦の終結後、特にヨーロッパの芸術は新たな幕開けに直面した。ファシズムとホロコーストによって、道徳と倫理の基盤は揺らいでいた。その結果、西洋では、具象絵画はナチス芸術や国家が強制する社会主義リアリズムと同一視され、否定されるようになった。このような状況の中で、抽象絵画は適切で負担のない代替案であると思われた。」とあって、なんてmake senseな出来事なんだろう!と思いました。絵画が好きで美術館もよく行くけど、美術史についてはほんと詳しくないんだよな…体系的に学びたいと思って早10年…。

Düsseldorfのクリスマスマーケット

駅で友人と合流して電車でDüsseldorfへ。
ついた街はかなり近代的というか、ビジネス街っぽい印象を受けました。やや偏見だけど、日本人がこの地域に多いのも納得です。

こんな感じのビルがザーッと並んでる

15分ぐらい歩いてクリスマスマーケットへ辿り着きました。ドイツ人おすすめをひたすら注文!おいしたのしいひと時を過ごしました。

右のはノンアル!甘いのでデザートみたい
クリスマスツリーってなんでこんなに素敵なのか
メニューに日本語がある!!
プリクラ(!?)撮った…100万年ぶりぐらいに…

念願のコンサート!その後…

コンサート中、友人はケルンで地元の友達と会う予定になっていたのですが、向こうも体調不良とあってひと足先にケルンに戻るとのこと。
コンサート会場前でさよならして突入したのですが…なんとまあ日本人ばっかり!(笑)久々にこんなに大きな"日本人集団"を見ましたw
コンサートについて、やっぱりかてぃん氏はガチガチのクラシックよりもジャズやポップスなどアレンジがあるほうが好きだなあと思いました。その点、(アレンジがなくてもジャジーな)カプースチンはやっぱりぴったり!!見られてよかったです。

劇場前のポスター

ほくほくした気持ちで帰ろうと駅に向かい、電車を待ちましたが……来ません。えっ?寒ーい駅で、15分から20分ぐらい待ったでしょうか。ようやくきた電車に乗り込みますが、全然出発しない!えーん!!
ドイツの電車に不慣れなこともあり、おろおろするばかり…ひたすら待って、1時間後ぐらい?ようやく電車が発車しました。よ、よかった〜!!
わたしがオロオロしていると、目の前のドイツ人と思われるおじさまに、"Welcome to Germany"と言われました。笑
どうやらあるあるの出来事だそうです。ストといい遅延といい、ドイツでも"あるある"ならそのほかの国であるのも仕方がないですね!!笑

と、いうわけで

ちょっと長くなっちゃいましたがケルン・デュッセルドルフ滞在1-2日目の様子でした。3-4日目のことについては、また別の記事で!

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