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#002 トルコ経由マルタ行な話(前編)

こんにちは。タマルです。
というわけで、2日目の今日は到着までの道のりを書きたいと思います。

ビザと「シェンゲン協定」

マルタまでの行き方はいくつかありますが、直行便はありません。だよね。
航空券をおさえる前に、エージェントの方から「シェンゲン協定外の国にしてね」と言われました。……え、なんですって?
不勉強を晒すわけですが、このときまで「シェンゲン協定」というものを知りませんでした。皆さんは御存知ですか?

シェンゲン協定(シェンゲンきょうてい、英語: Schengen Agreement)は、ヨーロッパの国家間において国境検査なしで国境を越えることを許可する協定である。

シェンゲン協定 - Wikipedia

雑にWikiから引用しちゃいましたが、とにかくまあEUの例のアレの条約名ですね。で、なんでシェンゲン協定外の国経由できたほうがいいかというと、ビザ取得の際に1日損するから、ということらしい。要はトランジットの日数も含めてビザを申請しなきゃいけないので、諸々と面倒なようです。

そうそう。ビザの話が出てきましたが、マルタ(に限らずEUの国)は90日以内だったらビザなしでも渡航可能です。だから、短期留学先として選ぶ方も多いようです。
ちなみに、日本にはマルタの大使館がないため、就学ビザはマルタに来てから取る必要があります。これに関しては、また別の記事で書きますね。

ターキッシュ vs. エミレーツ

Anyway、ルフトハンザ航空やらは使えないとわかったので、私に残された選択肢は、ドバイ経由の「エミレーツ航空」か、イスタンブール経由の「ターキッシュエアラインズ」の2択になります。
いずれの航空会社も使ったことがなかったのですが、エミレーツは一度乗ってみたいと思っていました。が(以降全部2023年1月当時の話)。
まず、エミレーツのほうがターキッシュより4万円ぐらい高い。これはかなりの痛手でした。加えて、エミレーツのほうが4時間ぐらいフライト時間が長い(実際にはフライトというよりは空港での停泊時間が加わるため、というのがその理由のようでした)。それから、ターキッシュは羽田発なの対して、エミレーツは成田発。私は東京住みだったので、これも結構大きな決め手でした。
まあこれだけ書くとターキッシュ一択じゃん、とお思いでしょうが、エミレーツにもよいことがあって、それは荷物の許容量が多いことでした。ターキッシュが23kgまでなのに対し、エミレーツは30kg。加えて、サービスの質もいいと評判ですしね。
まあ、でも最終的には安くてフライト時間が短いなんて最高じゃないか、ということで、ターキッシュエアラインを選びました。

想定内の課金と想定外の課金

座席について、「+1万円ちょっとで一番前の席に座れる」オプションを適用しました。腰に爆弾を抱えている私にとっては、エコノミー13時間はかなりネックに感じていたので、1万円は安い!と感じました。これは、想定内の課金。
想定外はなにかというと、「23kgオーバー」です。当日までパッキングをしていたリアルフェイス病(ギリギリでいつも生きている)の私は当然荷物を厳選する暇がなく、羽田で測った私のキャリーケースはなんと27kg。トホホ……ということで、+1.5万円ぐらい支払いました。エミレーツのほうが…というのは、言わないお約束です。パッキングし直しというのはさすがに現実的じゃないし、お金で解決するならそれがはやい!こういうとき、大人ってサイコーだな、と感じざるを得ません。

なんと羽田空港には両親のほか、友達が10人ぐらい来てくれました。ありがたい話ですね。

そんなわけで

長くなってしまったので、以降は後編にて!


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