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6桁+4桁の電話番号

20世紀にはあちこちにあったけれど、2000年代にはいってほどなくして消えたもののひとつが「市外局番6桁」の電話番号。

表題の写真のように、( )の部分が市外局番で、残りの2515が局番、つまり固定電話であれば、この4桁だけダイヤルを回せば(押せば)用をなすことができるものでしたが、現在は市外局番4桁+市内局番2桁+局番4桁となっています。したがって、この電話番号も前の4桁が市外局番、残りの「54」が市内局番ということになるので、固定電話からは6桁の入力が必要というわけです。

ただ、この掲示がある駅は無人駅なので、現代だったら概ね手元の携帯電話で用をなすことになりますね。そうなれば結局アタマから10桁の番号を入れないといけないので、この掲示についてはこれはこれで有効ということになりそうです。

そういえば、昨今は公衆電話を使う機会も減ったことから使い方を知らない向きも増えているとか。となると公衆電話から同じ市内番号のところに電話をかける場合でも律儀に市外局番からプッシュする人もいてそうですなあ。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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