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旅History#054◆阪神なんば線開通初日行脚

2009年3月20日。この日は春分の日にして、阪神なんば線の延伸が完了して、近鉄奈良線と相互直通運転を始めた日となります。

当時は奈良市内の学習塾が主戦場だったこともあって、乗り換えなしで自宅と往来できることはもとより、何と言っても終電がさらに遅くなる(仕事柄、退勤が23時を回るなんて当時はザラ)ことも歓迎でした。
地下鉄の終電がいま(2022年6月現在)よりも早かったことも背景にはありますが、タクシーを使わずに帰投できるメリットは当時の自分にとっては何よりも朗報なのでありました。

この日の顛末はダイジェスト版として鉄道ファン2009年6月号の特集記事として掲載されているので、ここではそこに書かなかったことをいくつか絡めてみようと思います。

まずは別のミッションをこなすために梅田ゆきの始発に乗るべく、眠い目をこすりながら駅へ。そうするとさっそく駅員さんが作業をしているところに出くわす。

新運賃表の御開帳です♪

こういう場面って、狙わないとなかなか見られないですよね。
いかにも初日らしい場面に立ち会うことができました。

ドーム前駅ホーム。ホームはもちろんのこと、PC枕木も架線もとてもキレイ。

梅田で用が済んだ後は、表題に載せたお試しチケットをフル活用して尼崎を経由して新線区間を通り、近鉄奈良へ。近鉄奈良からは近鉄車を使う最速の快速急行に乗ったのですが、いろいろありました。

ダイヤ乱れで発車時刻が消滅。西宮ゆき快速急行は通常時の設定はありません。

三宮到着後はすぐに再び難波まで移動。西九条で懐かしい出会いがあったりしてドタバタながらも盛りだくさんな1日を楽しむことができました。

ちなみに直通運転をしない電車にも、当然ながら近鉄線の情報は表示されておりました。

このタイプの案内表示器も、いまは過去のものとなりました。
時の移り変わりは、何だかんだいいながらやはり早いですね。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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