見出し画像

運動不足×ミーハー気質な人によるchocoZAP体験記

↑上記事でサブスクを見直した後、浮いた金額でchocoZAPに入会してみた。

理由は単純で
・運動不足を解消したいという思いに応えてくれそう
・電車の中吊りでやたら見るけど、どんなもんよ?!
と思ったからだ。

学生時代、体育の成績が悪すぎて進級が危ぶまれたくらいセンスはなく苦手意識が強い。
職場で体を動かす時間が長かったので、プライベートで運動せずともなんとか体型を維持していたが・・異動に伴いデスクワーク中心になりわかりやすく体型に変化が生まれた。
見た目も良くないのはさておき、シンプルに体が重く動きづらい。座ると肉が邪魔だなあと思ってしまう。

YouTubeで筋トレチャンネルを見て実践・・することが残念ながら少ない。
簡単にできる故いつでもできる・・・と油断するとやらなくなる、ダメ人間の典型だ。だったらちょっとだけお金を払って自分を追い込もうという考えに至った。


chocoZAP入会の決め手は?

スポーツジムの選択肢はたくさんあったと思うが、先述したように電車の中吊り広告で毎日見かけると自然と刷り込まれており、おそらく2週間くらい連続で見て入会しなければという気になってしまった。
Google広告などのWEB広告然り、ずっと同じものを見ていると行動変容を促せることを実感した。
中吊り広告を出すくらいなのでやはり特典が魅力的に感じた。

入会金が無料・・というのはよく見るのであまり唆られなかったが(苦笑)入会しただけで体組成計・ヘルスウォッチがもらえるというのがまさに入会の決め手だった。
家に体重計がなかったので、仮にイマイチ・・と思ったとしても「体重計を買ったら1ヶ月ジムが通い放題」と思えば安くない買い物だなと考えた。

入会方法は簡単で、サイトにアクセスし必要情報を入力するだけ。
申し込んだその日から料金が発生するわけではなく、最初に通う日を決めることができるのも個人的には魅力的だと思った。
入会初月利用分(10日からの日割り)+翌月利用分が初回請求、次回以降は毎月20日に月額3,278円(税込)ずつ支払う形になる。
※支払いはクレジットカードのみ


私なりの使い方

入会した後案内は出してくれるものの、店内にわかりやすく何かが誘導されているわけではないので私の実例で紹介させていただく。

①会員証(QRコード)を提示

全ての店舗で鍵がかかっているためそれを開けるのに必要なのが会員証。
会員証はchocoZAPアプリに表示される。
したがって、携帯を忘れるとそもそも入館できないので・・着替えや靴は改めて持っていく必要はないが(土足OK)、最低限携帯だけは持っていくのを忘れないように!

専用アプリをダウンロードすると入館証が表示される(本画像紫部分)

②ロッカーに荷物を置く

ロッカーと言う名前ではないくらい、簡易的な物置き場に荷物を置く。
言うまでもないが、ひとり1枠での使用が基本だ。マシンが9割くらい埋まっていたとしてもここが溢れかえることはないので安心していただきたい。
鍵がないので貴重品は手持ちで持っておくと安心だ。ランチバッグ(お弁当を持ち運ぶ時に入れる小さめのカバン)に飲み物・財布・携帯などを入れている様子が散見される。

荷物が2つくらい入る大きさ、このような棚が20個くらいある

③更衣室で着替える

着替えなくても何ら問題はないが、形から入る典型例の私は毎回着替えるようにしている。
大体の店舗では1個しかないので無駄に長時間占領するのはやめよう。
鍵も付いているので必要以上に焦る必要はないように感じる。

④マシンを使う

マシン本体には何も説明は書いていないので、慣れないうちはアプリからマシンの使い方を見てそれに従ってみると良い。

店内にはアルコールシートが丸くて白い筒状の入れ物に入って置かれている。マシンの使用前後でアルコールシートを使って拭き取ることをするのが暗黙のルールになっている。
おそらく定期的に床の清掃やマシンのメンテ、新設備の導入等で巡回している方がいらっしゃるけれども、1週間に1度あるかわからない状況だと考えられる。
それでも共用部の汚れや不快感が目立たないのは利用者ひとりひとりの思いやりから成り立っているのではないだろうか。

マシンに貼ってある注意書き


アルコールシートの山

⑤満足できたら退館

入館してから何時間以内に出なくてはいけない、といったルールは存在しない。
マシンをたくさん使いこなすのも良し、何かひとつに特化するのも良し。マシンを使わずストレッチスペースでストレッチを極めるのもアリだと思う。
自分の中で満足ができたら、入館時に出したQRコードを再度提示して退館という流れをとっている。

入会してわかった魅力3選

月額料金が手軽なのは言うまでもないが、サブスク3ヶ月の壁を見事に乗り越えることができた理由を3つ紹介したい。

◆24時間365日、どこの店舗でも利用可能

実店舗のサブスク系でよく謳われる「どこの店舗でもOK」と言う文言。
私が入会した半年前も自宅周辺に結構店舗があるなあとは思っていたものの、最近は見違えるくらい出店が加速している。首都圏なら感覚として3駅に1個はあるのではないだろうか。

そして営業時間や店休日がないのも魅力的だ。
商業施設などに入店していると、商業施設が休館する年始や館内棚卸日に左右されてしまうが、基本は路面店で独立した店舗のため、いつ何時行っても動いているのはありがたい。
本来の使い方として誤ってはいるが、お手洗いを借りたい時にも便利だ。
家の近くで、職場の近くで、たまたま通ったところで、時間潰しのため・・・さまざまな理由から1ヶ所で済ませるのが難しい状況下でどこでも通い放題なのは嬉しい。

マシンの品揃えや台数が違うことはあるけれども、どの店もロッカー・更衣室・お手洗い・ストレッチスペース・バイク・ランニングマシーンは最低限揃っている。

◆マシンが扱いやすい

先述した通り、全くの運動音痴でジムと言うワードにすら縁のなかった私はマシンの使い方が全くわからないで行ってもいいのだろうか?と思った。
アプリの説明も非常にわかりやすい上、初めましてのものでも調整ができるため挑戦しやすい。持ち上げる系のものでも最初は5kgからスタートした私が今では30kgも難なく持ち上げることができるようになったのも成長を感じることができて嬉しい。
ちょっと本題から逸れるが、マシンの利用を待つ、と言うこともほとんどないのも魅力的。心配な場合はアプリ内から混雑状況を見ることができるので確認していくことをお勧めする。
稀に非常に空いている店舗であってもひとつのマシンに人が群がっている、みたいな場合があるので、その時は別のことをして時間を潰そう。


専用アプリから使い方を見ることができる(記録・使い方動画もあり)

◆マシン以外の設備も充実

ジムは「ストイックに運動で鍛えて自分の体と向き合う!」といったイメージがあるけれども、chocoZAPは「自分の体に自信を持つ」要素も強く感じることができる。マシン以外にも、セルフ脱毛・セルフネイル・セルフマッサージ・セルフホワイトニング・・・とジム以外の付加価値がとても高い。
加えて、PCで作業しながらバイクを漕ぐことができるデスクバイクや、マッサージチェア・ジューススタンド(chocoZAPオリジナル商品と思われる)も展開している店もある。中にはゴルフができるところもあるらしい。
マシンで追い込む以外の用途でchocoZAPにふらっと立ち寄ることができるのは強みだ。

アプリのメニューを並べるとすごいことになっていた


強いてあげるなら懸念点

ここまでいいことばかり述べてきたが、もちろん懸念点もないわけではない。あくまで私の考える懸念点を3つ述べたい。

◆他人との交流が見込めない

他のジムにいったことがないので正直比較しようがないのだが、受付やインストラクターのような存在の人がいるわけではない。
マシンの音だけが響いていて人の声を聞いたことはほとんどないし、自分もchocoZAP店内で声を発したことはないだろう。

・ワイワイ友達や家族と楽しみながら体を動かしたい
・ジム内部の人と喋りながら鍛えたい
・全く知らない人と交流したい・・・と言う願望は叶えづらい。
2つ目はどんなに頑張ってもchocoZAPで叶えることは不可能だろう。
1つ目は周りの視線さえ気にならなければワイワイしても問題ないように感じる。
私自身2/9時点で51回入店したけれどもワイワイやっていた人は2回見かけたかな?というレベルだ。
3つ目に至っては余程の勇気がないとできないと思う。
男女比は感覚的には半々くらい。
しつこいが本当に静かなので、喋っていると異常に悪目立ちする。
また、監視カメラも至る所にあるため迷惑行為と感じられたら通報されてしまうだろう。
ただ、「chocoZAPで出会いました!」といったタイトルの個人ブログを見つけたりしたのでお互い合意の上であれば交流が見込めるかも・・・?
※推奨はしないし、交流目当ての方は少ないと思われる

◆メンテナンスが追いついていないと思われる事案が多数あり

全国1,000店舗を突破したり、年がら年中地域のメンテナンス要員の求人が出ているためやはり手入れが気になることもある。
マシンの掃除やゴミの持ち帰り、床の掃除は利用者に委ねられている要素が強い。利用者の質が悪かったり、見て見ぬふりをすれば結構あっという間に見た目が悪くなる。

また、マシンも壊れたものがずっと置きっぱなし(故障中の張り紙が1ヶ月くらいついている)なことも。
常に清潔・マシンのメンテナンスができているのが当たり前の状態を望んでいるのであれば、chocoZAPをオススメしない。

◆本気で鍛えたい!と思う人には不向き

chocoZAPの1番の強みは「お手頃価格で体のメンテナンスができる」だと思うが、裏を返せば「本気で鍛えたい」「絶対に結果を出したい」という人の期待には確実に答えられないだろう。
もちろん本人の強い意志があれば不可能ではない。
しかし、本気のジムを知っている方から見るとマシンはお粗末という話も聞いたことがあるし、インストラクターのような方がいないので、数値管理は入会時に手に入れることができる体組成計・ヘルスウォッチに頼るしかない。

・誰かと一緒に頑張りたい
・誰かの監視下・サポートを受けたい
・自分に厳しく律することが得意ではないけれど結果は出したい
みたいな人には向いていないと思われる。
一方で
・手ぶらで隙間時間にちょっと運動したい
・運動もしつつ脱毛やマッサージの機械を試してみたい
・運動の習慣をつくり始めたい
・運動に自信がない(自分は運動音痴だ)けれど、体力増強に励みたい
といった方には痒い所に手が届くありがたいコンテンツだと考えられる。

ルールが多いので鬱陶しいと思う人には鬱陶しいかも?


通ってみて3ヶ月での変化は?

私自身にはこの手軽なシステムが性に合っていたことや休職中で時間があったので、想像以上にハイペースで通うことができた。
食欲不振も相まって体重が3kg減り、体脂肪率も3%改善していた。

体が軽くなると気持ちも軽くなったような気がするし、運動してみて自分の些細な成長にも気づくことができた。
これからも続けていきたい。
あとは急激な経営悪化がないことを願うばかりだ。

入会時キットは店舗で受け取る ※写真は2/4のもの



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?