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読書はいいぞ!!!

こんなにハイペースで記事を書いたことはあったのだろうか。
推敲が甘くなっているので、誤字脱字のオンパレードになっていそうだ。

ようやく4記事目。
今回は「わたしの本棚」について書いていこう。


本棚概要

人生で5回引っ越しをしており、引越しの荷造りの手間を省くべくどんどんものが少なくなってきていた。家具をコンパクトにするか、そのものをなくすか、ということを繰り返している中で本棚だけは1回目の引っ越しで父が手放したものを奪い、そこからスッとスタメンにいる。現在の自宅にあるものの中でも古いものになっている。
デザインも古く、かわいげはゼロだけれども、愛着が沸いている。

高さ37cm、横59cm、奥行き28cm。
上段にはCDやDVD、下段に文庫本を置いている。

文庫本しか読んでいないわけではない。
ハードカバーの本は机の傍に置いている。

机自体は5回目の引っ越し時に購入。

本棚の本紹介

読書そのものも好きだし、書店に行くのが好きなので、家の中はものが減っているにも関わらず、本の数だけは増えてきている。

有隣堂』さんの文庫本カバーを気に入っているため、なるべく文庫本は有隣堂で買うようにしている。
10色から選べるのに、何色が多い/少ないを忘れてしまい(笑)、偏ってしまっている。
ブックカバー集めの名目も兼ねて色々な書店に寄るようにしている。
ハードカバーの本はよく寄る書店に偏っている。

文字通り棚卸しをしたところ、文庫本50冊とハードカバー30種あることがわかった。
全てのタイトルと本の紹介をしていたら文字数は尋常ではない嵩み方をしそう+執筆にあと半年は欲しくなってしまうので、独断でジャンル分けしその中から1冊だけすごく簡単に紹介したい。
※毎週更新のネタに詰まったらどれかの本の紹介をして誤魔化そう・・・我ながらナイスアイデア?


文庫本:ほっこり心温まる系


文庫本で1番多いジャンルはここだ。
1冊を選ぶとなると迷うが、伊坂幸太郎さん著『アイネクライネナハトムジーク』かな?
伊坂さん作品の十八番、関係ないと思っていた案件が密接につながっていた!のほっこり版。
とにかくちょっとした出会いを大切にしようと思わせてくれる。
実写化で映画にもなっていたけれど、原作の雰囲気をぶち壊さず、個人的に胸熱コンビで話が展開されたのが嬉しかった。


文庫本:映像化+朝井リョウ


綺麗に分けられなかったので、ここからは強引な組み合わせになるのはご容赦いただきたい。

映像化されたものを見て「原作はどうなんだ?」と思って買うパターンが多い。
『アキラとアキラ』なんて映画にならなければ一生触れていなかったと思う(笑)池井戸潤さんの作品は難しい用語が飛び交っていて頭を使いそうなイメージがあり敬遠していたが、読んだら面白くて仕方ない😂
他の作品も読みたい!と思いつつ行動に全然移せていないのだが(苦笑)

私の本棚で1番登場頻度が高いのが朝井リョウさんだった。
小説は私の身のまわりで起きてもおかしくないようなリアリティあふれる描写と不気味な話の展開で最後も後味が・・・というパターンでも、、ほんの少しの希望や大きな学び(教訓)を得ることができるのが好きだ。
一方エッセイは朝井さんご本人のユニークさと心地よい文章で非常に読後感が素晴らしい・・!まだまだ読めていない作品があるので制覇していきたい。
代表に選ぶなら『発注いただきました』。
朝井さんの仕事の取り組み方と考え方を赤裸々に語ってくれる。
読み進めるのが楽しすぎて夜更かしをしたなあ・・


文庫本:恋愛物+仕事系


もっとこの類の本を読んでいると思ったので少なさに自分で驚いた。
『クローバーナイト』『線は、僕を描く』は恋愛を通り越した仕事、というジャンルってことで・・・。
仕事や恋愛に活路を見出せないことが多いため(苦笑)、せめて読書の世界ではスッキリ仕事や恋愛をしたいと思い、この辺りの層が厚くなるのだろう。
1番を選ぶなら有村ひろさんの『イマジン?』。
本当に主人公の真っ直ぐさが好きだし、仕事を通して何か作り上げることの素晴らしさを実感させてくれる。
嫌味もゼロでこんな綺麗に熱い作品があることに感動した。
色々気になってはいるけれど未だ手付かずな現状が恨めしい・・・


ハードカバー:仕事寄りの考え方系


ハードカバーは真面目なもの(?)を多く買っていることがわかる。
『入社1年目の教科書』読み直そうかな(笑)
1冊ピックアップするならスティーヴン・ガイズさんの『小さな習慣』だけれども、前記事で触れたので割愛。
義務教育時代に知りたかった1冊。


ハードカバー:行動指針系


落ち込んだ時や迷った時にヒントを与えてくれる本ばかり。
本棚が小さくなる日が来てもここに映っている6冊は死守したい。
1冊選ぶなら古賀史健さんの『さみしい夜にはペンを持て
表紙が好みで買って、中を読んだら「あれ、若者(〜高校生)向け・・?」と不安になったけれど、大人でも響く珠玉の名言や「今すぐやってみよう!」と胸を熱くさせ、行動に移したくなる。
私が教師ならこの本を課題図書に全力で推薦するだろう。


ハードカバー:勉強系


入れ替わりが激しく、今残っているのは厳選されたものと言って過言ではない。
購入者の100%が言っているだろうが、『Excel最強の教科書』はExcelへ
の嫌悪感がスルッと消えた。
『経営理論を〜』は漫画だけれども、漫画ゆえに非常にわかりやすい。

その中でもお気に入りは山﨑圭一さんの『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』。
緊急事態宣言で「ステイホーム」が叫ばれた時代(もう4年も前か・・)にお世話になったのがこの本の作者のムンディ先生のYouTubeだ。
公立高校の現役教師で世界史・日本史・地理を各200個の動画で解説してくれている。

YouTubeで手軽に動画も観れるけれど、本で世界史の面白さを再確認できるのが強み。
山川のものに比べると情報量こそ少ないけれど、流れを抑えるという意味ではこれ以上ないと思う。
自分が受験生の時に出会いたかったなあ。


文庫本:エッセイ+考えさせられる系


最近買った本はこのジャンルが多い気がする。
テレビに出演している芸能人のエッセイは共感どころがあると嬉しくなるし何よりシンプルに面白い。
作家さんのエッセイは「この思いを言語化して欲しかったんだよね!」と表現方法にワクワクする。読書と向き合いたくなくてもスッと入ってくる。

下3つは上記のジャンルに当てはまるけれど、読後感がスッキリしているようで結構余韻を引き摺るなと思っている。

1冊を選ぶのが難しいけれど、凪良ゆうさんの『流浪の月』が1番引き込まれた。
映画化されていて、表紙にいる広瀬すずさんと松坂桃李さんの当て書きか?というくらいハマり役。
大変失礼なことを申し上げると、広瀬すずさんはとても可愛いだけで明るくて眩しいキャラばかり演じているイメージがあったから、この本の主人公は向かないのでは?と感じていた。
そんな私の固定概念をぶっ壊してくれた・・。
以降広瀬すずさんにどハマりして出演作品を全て追うことに(笑)
かなり絶望的な気持ちにはなったあとにスッキリさせようとしてくれるけど本当にこれでよかったの・・?というのが正直な感想。
登場人物誰にも共感できないだろうと思って読み進めたら、最後は全員の立場に立って考えてしまい、3日くらい他のことをしていてもこの作品のことを考えてしまった衝撃的な作品。


ハードカバー:エッセイ


ハードカバーもエッセイは多くあることがわかった。
これでもスペースの都合上だいぶ手放しているだろう。

私が朝井リョウさんの作品を読み始めるきっかけになった『そして誰もゆとらなくなった』(『桐島、部活やめるってよ』が未読なのはマズイかも😂)を推したいけど、なんだかんだで1番読んでいるのは前田裕二さんの『人生の勝算』だ。
SHOWROOM代表取締役社長・前田裕二さんのエッセイ・・というか考え方が凝縮された1冊。親近感のある文章や行動は自分への喝と勇気を与えてくれる。仕事に対するヒントも詰まっている。


ハードカバー:文庫本化されているものたち


このメンバー、圧巻・・!
どれも名作中の名作・・!!!!これまた本棚がどんなに狭くなっても死守したい。
1冊を選ぶのが愚策に感じる(笑)
繰り返し読むのは辻村深月さんの『傲慢と善良』。
婚活・結婚の全てが詰まっている1冊。
とにかくアラサー独身には一言一句の重みがすごい・・・!
自分が婚活中だったら読んでいて具合が悪くなるはず。それくらいリアル。
主人公の男性側の気持ちもわかるし、女性側の気持ちも理解できなさそうでできてしまう・・・。
ハッピーエンドにはなるものの、途中まではとても苦しい展開が続くので「今すぐほっこりしたい!」という方にはオススメできない。


文庫本:その他


上記に当てはまりそうで当てはまらない作品ばかり集めた。
朝井リョウさんが最多だけど、伊坂幸太郎さん・辻村深月さん・三浦しをんさんも多いな・・!

1冊選ぶなら柚木麻子さんの『踊る彼女のシルエット』。
非常に仲の良い女性2人の関係性を描いている、
「この関係性良いな」とほっこりする気持ちと、何か突飛な表現があるわけではないけど思わず本を閉じたくなってしまうようなグロテスクな共依存っぷりで、読後感の言語化が難しい😂
爽やかそうに見えて全然爽やかではない、ちょっとゾクゾクしたい人にはおすすめの作品。


本棚から溢れかえっていた本たち


整理整頓ができていないのがバレバレ(苦笑)

現在読んでいるもの:朝井リョウさん『どうしても生きてる』
最近購入してまだ手付かずなもの:『誰でも考えたくなる正解のないクイズ』、『時ひらく』、住野よるさん『また、同じ夢を見ていた』
内容を忘れたので次読もう!と思っている本:宮下奈都さん『太陽のパスタ、豆のスープ』


総括+書店で本を買おう

本棚の中身公開は検索履歴や画像フォルダには及ばないものの、自己紹介よりも手っ取り早くどんな人かを現すような気がしてならない。

おそらく私がこの本棚を紹介されたら
・似たようなブックカバーが多い→あまり冒険しないタイプ?
・いろんな作家さんの本を読んでいる→「広く・浅く」派閥?
・ファンタジー系が少ない→現実主義者?
・仕事・恋愛・日常に直結しているワードが多い→そこを強化したいのかな?
・緩めのビジネス書や勉強関連の本が多い→仕事の仕方を変えようとしているのかな?(仕事で困っているのかな?)
と思うだろう。どれも否定できない。

スマホよりも重さはあるにも関わらず、書いてあることが更新されるわけでもないし、情報量も少ないし、全てに目を通すのに時間もかかる。
そういう意味ではコスパが悪いという意見も一理あるだろう。
しかし、一時的に液晶画面から離れることで目が少しだけスッキリするような気がするし、読書をしている間だけは本の世界に意識を預けても問題ない。そこから得た学びを現実世界で活用できるなんて、実体験クラスの大きな経験値になると考えている。


電子書籍としてスマホやタブレットで本を読むことは当たり前になっているし、オーディオブックまで最近は活発化している。
わざわざ本を買うもしくは文字を読むのは面倒だという方にはこちらを試すのもアリだと思う。特にオーディオブックは試してみたい(笑)


電子書籍やネット通販の台頭をはじめとしたあらゆる理由で書店の数は減ってきている。
個人的に書店は見向きもしなかったものとの出会いが見込めてワクワクできる場所だ。今回は本の紹介のたびにAmazonのリンクを貼ってしまったけれど、近所に書店があったら是非書店で購入していただきたいくらい。

これからも書店で本を買うことを継続して、本棚を充実させ、私の人生を豊かにするヒントをいただく所存だ。


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