土鍋の旅日記をときどきブレイクして「とびだせ！はばたけ器！」をお送りいたします。アトリエから生まれる器は土鍋に限らず、人に限らず、どこにでも、誰のもとにでもはばたきます。

同じ地球に暮らすみんなで愉しめる器
ちょっとだけワンコ優先な器があってもいいじゃない？通常「軽さ」を意識してつくる器だけど、ちょっとだけワンコ優先に重厚感をもたせて。もちろん誰が使ったってOKです。実際、イヌを飼っていらっしゃらないお客様はグラタン皿として使っていらっしゃる。（直火・オーブン・レンジOK）

おやつをどうぞ。ミルクをどうぞ。もちろんドッグフードでも手づくりご飯でも。直火にかけられる土なので、手づくりワンコご飯をつくるときも便利。ニンジンやカボチャを少しだけ茹でたり、鶏のささみを少しだけミルクで煮たり。作り置きしたごはんを冷蔵庫に入れてあとから温めるのもいいですね。

モデルは下記の展覧会を行ったギャラリーの看板犬リュウくん。

命あるもの、喰うものの前に
アトリエを飛び出した器は、人に限らずイヌやネコのところにもイキイキとはばたいていくのです。同じ地球に暮らすのだから人もイヌも同じ器でいいじゃない。それどころか、ちょっとだけワンコ優先になった器は、今ごろあのワンコと仲良くしているのだろうか…。

余談：「器」という感じの成り立ち
「器」は「口」が４つ＋「犬」でできた漢字。「口」は神様への祝詞（のりと）を入れる器を意味し、それらの器に生贄（いけにえ）の犬をささげお祓いをしたのだそう。生贄なんてごめんなさい。私はあえてイヌ様に器を捧げるという意を込めて…。[](http://crocoartfactory.blog91.fc2.com/blog-entry-288.html)

（昨年行われたHAPPY DOG STORY。次回開催は未定。）
HAPPY DOG STORY 展 Organized by CROCO ART FACTORY
 作品展示スペースでは、CROCO ART FACTORY企画のひとつである里親犬や介護犬のいのちを考える「ラスト・ポートレート」（児玉小枝さん／写真パネル展示）が同時開催された。美しい形容だけでは成立しない「いのちあるもの」同士。

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