もういつの話をしているのか、どの写真がいつの日に食べたものなのかわからなくなってきた。

6日の運び出しを終え、我らも荷物を追いかけて深夜の高速道路を移動した。寝不足、痛む体、ほんと良くないことわかっているけど荷物より先に着いてなくては始まらない。いまごろ我らの10トントラックも高速を走っているのだろうなと、ハイスピードで抜かして行く大型トラックを横目に。

現地到着。寝袋を用意して、泥の体は溶けてゆく。ココットコッチョリーノに注いだビールがおいしい。

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７日は天気予報に反して、雨は降ったり止んだり。霧雨程度でよかった。別の場所に借りたトランクルームにみっちり詰めてゆく。

今度は移動して仮住まいのアパートに工房の棚や家電を運び込む。これまたアート引越センターのスタッフが優秀勢揃いで、精神的にも和むようなやさしさに溢れたキン肉マンたち。東京の運び込み同様に最高。ありがたい。

問題発生。
ドラム式洗濯機が洗面所に入らない。洗濯パンのサイズを測っていた家人の抜け目。ただでさえ、狭い状況で仮住まいするのに、どこに置く？家人が家電を売る先を探しているあいだ、キン肉マンの方々に私が指示をする。あっちこち走る。

結果、引越し業者リーダーの案で、とりあえず洗濯機はリビングの掃き出し窓内側に置いてもらい、リースで洗濯機を借りる手もあると教えてもらった。そもそも工房の棚がリビングにあること自体もへんてこなわけで、まあ仕方がない。

掃き出し窓を開けると、妙に大きな3匹のカタツムリが出迎えてくれた。「ようこそ！ここの大家だよ」「あんたたちトラブルはつきものよ」「我らのようにのんびりいくのだよ、養生しなさいよ、怪我や事故に注意しなさいね」と彼らは言った。

9月７日(水)
注ぐ「ココットコッチョリーノ」
盛る「タマゴ皿コッチョリーノ」
どちらも耐熱です。