ポケモン図鑑

FC東京が好きなのか嫌いなのかどっちかにしろ ~第3節 vsサガン鳥栖~

私のニチアサ視聴ルートはスター☆トゥインクルプリキュア→ゲゲゲの鬼太郎→ワンピースです。31歳独身男性の生きる楽しみがプリキュアとJリーグって、完全に終わった感じがしませんか?(自問自答)

そんな訳で、3月10日にJ3も開幕! FC東京U-23も気になっています。在日コリアンの金 誠敏が2種登録されたとのことで、こりゃあ応援せねばなぁと思っております。ギラヴァンツ北九州に0-2で敗れましたが、まだまだこれから! 1試合1試合を大切にしてほしいですね。

それでは、第3節のJ1ざっくりトピックスからいってみましょう。

・神奈川ダービーはラストワンプレーで明暗

・エスパルス、守備が大崩壊中

・グランパス、開幕3連勝で早くも序盤の天王山

神奈川ダービーは白熱した展開でしたね。最後の最後にドラマが待っていたという感じ。これだからサッカーは面白い! でもFC東京がラストワンプレーで追いつかれたら血圧が5000まで上がってゴジラばりに大暴れすると思います。ちゃんと逃げ切ろうね♡ エスパルスはコンサドーレにボッコボコにされてましたが、攻撃力不足よりも守備陣が大崩壊するのが先だとは思いもよりませんでした。そしてグランパスは無傷の3連勝。身が震える。

それでは、今節の振り返り&次節の展望としゃれこみましょう。

【アバウト極まりない総評】

アウェイでの湘南ベルマーレ戦で今期初勝利を飾ったFC東京。3節にして、ようやくホーム開幕戦を迎えました。対戦相手は目下2連敗中のサガン鳥栖。カレーラス監督が就任し、フェルナンド・トーレスを筆頭に、イサーク・クエンカも加入。スペイン色を強めていますね。

私は朝からフットサル大会に出ていたため、ホーム開幕戦は自宅でDAZN観戦していました。来週はちゃんと行くからね!! 鳥栖戦を振り返ると、昨年はホームとアウェイ両方でスコアレスドローでした。ごんだとめすぎ。しかし、権田は欧州移籍を果たし、これでトラウマから解放されると思っていたら、FC東京から大久保択生が完全移籍で加入。FC東京⇔サガン鳥栖で謎の移籍ルートが形成されているのでしょうか。田川もFC東京に来たし。クエンカもFC東京に来て(逆ギレ)

63億人くらいが「塩試合やな」と予想していたと思いますが、87分まではその通りでした。後半の試合終了間際に立て続けにゴールが生まれ、2-0でFC東京の勝ち!! よっしゃああああああああああああああ!! いや~、あのままスコアレスドローだったら、フラストレーション溜まりまくり&ガッカリ感ありまくりでしたね。サガン鳥栖はメンバーを大幅に変えてきたこともあって、あまり連動性が無かったように見えました。ただ、FC東京よりもボールを握る時間帯も多かったので、モデルチェンジをしようとしているのは間違いないですね。

FC東京のスタメンは前節と変更なし。渡辺剛がベンチ入りだったのは驚きでしたね。ルヴァンカップでのプレーが評価された形でしょう。前半開始直後から、FC東京ペースで試合が進みました。相手のラインコントロールの乱れを点いて、永井がスルーパスで抜け出しますが、コースが甘くガッツリキャッチ。永井はこの場面で交錯してしまい、プレー続行が不可能となり、前半16分で交代。軽傷で済んだそうですが、心配でしたね……。永井に代わり、田川がスクランブル発進となります。

何度か鳥栖にもチャンスを作られましたが、体を張って阻止。トーレスってあんなに空中戦強かったっけ…? バックパスの処理ミスもディエゴが決めきれず、前半終了間際のCKの流れから田川がシュートを放ちますが、こちらも枠を捉えきれず。スコアレスで折り返します。

後半はFC東京が攻め立てるものの、大久保のファインセーブと精度不足でなかなかゴールが奪えず、ガッカリ感だけが募るばかり。しかし、高橋秀人がイエローカードを2枚でレッドカード提示、まさかの退場となります。最初の警告が本当に要らなかったやつですね。軽率なプレーだったと思います。

数的優位をまるで活かしきれないFC東京と、隙あらばカウンターで仕留めたいサガン鳥栖。クエンカの掴みどころの無いポジショニング、散らしは厄介でしたが、オフェンスに人数を割けない手前、めっちゃ脅威かと言えばそこまででも無かったかなと思います。クエンカみたいな選手がFC東京にいたら、攻撃力が倍増してただろうな~。欲しいな~~~!!!!

試合の均衡が破れたのは87分。東のクロスにディエゴがオーバーヘッド気味で狙い、こぼれていた所に小川が詰めて叩きつけるような高速クロス。これが三丸の体に当たり、オウンゴールとなります。鳥栖はあと少し踏ん張れば勝ち点を拾えただけに、痛すぎる失点となってしまいました。

際どいヘディングシュートも決まらず、鳥栖に焦りが見えた頃、最大の見せ場がやってきました。ディエゴが体を張ってボールを死守、大森にはたき、ダイレクトでスルーパス。この日キレッキレだった久保がパスを受け取り、左サイドを爆走し、ファーに詰めていたジャエルにエンジェルパス。あとは優しく流し込むだけ! 追加点ゲットォォォーーーーー!! Fooooo!!!!

FC東京からすると、かなり課題が残る試合となりました。鳥栖の急造ディフェンスラインを攻略出来ず、久保頼みな展開が続いたので、これは早急に改善する必要があると思います。昨年もそうでしたが、長谷川健太サッカーの構造上、先制点を取らないと非常に苦しいので、早い時間でしっかり取りきることが重要ですね。

久保は完全に信頼を得たのでないでしょうか? 早くも攻守の要になりつつあります。ドリブル突破、パス、シュート、どれをとっても一級品です。ジャエルへのラストパスはシンプルに見えますが、旨味が凝縮されたプレーだったと思います。うっまいうっまい小籠包みたいな感じですね。

新加入のジャエルですが、まだコンディションは120%ではなく、連携面でも未成熟なため、見せ場は少なかったです。しかし、最後の最後でTHE ストライカーと言うべき、完璧な動き出しでゴールを奪ったのは流石です。ディエゴとはまた違った形のストライカーだな~という印象。ジャエルポーズは間違いなく流行ると思うので、FC東京のグッズ担当者がこの記事を読んでいたら、是非ともジャエルポーズTシャツを作ってほしいです。

現時点で最高の「嬉しい誤算」は、小川のレギュラー定着だと思います。ポテンシャルは十分ながら、凡ミスが目立ち、信頼を得られていなかったのですが、ここまでの3試合は最の高です。ようやく覚醒してくれたんじゃないかとポジりまくりです。守備面ではフィジカルとスピードを活かして、対面の相手に仕事をさせず、今節では殊勲のオウンゴール誘発。文句なしにMOMですよ!! あとはオーバーラップの回数を増やしたり、鋭く落ちるプレースキックでゴールを決めて、攻撃面でも厚みをもたらしてほしいですね。小川最高や!!

懸念事項としては、高萩のプレーにキレが無く、ミスが多いことですね。要所で上手さは見せていますが、不用意なボールキープから奪われたり、ウサイン・ボルトでも追いつけないようなスルーパスを出してしまったり、ちょっと不安定さが目立っています。もっとシンプルかつ丁寧にやってくれ~! ヒヤヒヤするんだよ~!!

【FC東京採点表(10点満点)】

林彰洋【6】……あわやオウンゴールの場面もしっかり対処。全体的に安定してました。ハイボールへの対応も◎。

チャン・ヒョンス【6.5】……盤石の守備で無失点に貢献。東京のぬりかべ。

森重真人【6】……パスミスはあったが、淀みないプレーで完封。

小川諒也【80000】……嫌な空気を断ち切る高速クロスでオウンゴール誘発。守備面でも頼もしい出来栄え。文句なしのMOMです。あんたが大将!

室屋成【6.5】……カウンターの場面で金崎のドリブル突破を食い止めたのはお見事。ディーフェンス!ディーフェンス!

高萩洋次郎【5.5】……キラリと光るプレーもあったが、もっとやれるはず。久保を信頼してないのか、何故か高萩→久保のホットラインが見れていない状況。だらしねぇ!

橋本拳人【6.5】……1vs1の強さ、セカンドボール回収でシャットアウト。後方からの飛び出しで好機演出。

東慶悟【6】……見せ場は高萩へのラストパスか。攻守で労を惜しまず走り続けたのは流石。もっと飛び出してもいいのよ♡

久保健英【7】……ぬるぬる高速ドリブル、鋭いシュートでゴールを脅かした。ジャエルへのラストパスは最高にセクシーだった。J1で初となるフル出場を果たしたのは信頼の証。

永井謙佑【5】……前半のスルーパス抜け出しからの決定機は決めなければならなかった。負傷により早期交代。不完全燃焼。

ディエゴ・オリヴェイラ【6.5】……前線で体を張り続け、高橋秀人の退場を誘発、追加点の起点にもなった。前半のバックパスをかっさらったシーンで決めていればなぁ~!!

大森晃太郎【6】……ディエゴの頑張りから、久保にダイレクトで出したスルーパスはお見事。久しぶりに「らしい」プレーを見せてくれました。

ジャエル【6.5】……まだまだ本調子ではないものの、最後の最後にトドメを刺すゴールを決めてくれました。あの動き出しは本物ですよ。

田川亨介【5】……永井の負傷を受けて、早い段階での出番到来。惜しい場面を作ったものの、途中出場からの途中交代となり、悔しい結果に。

長谷川健太【6.5】……永井の負傷退場というアクシデントに見舞われたものの、ジャエルと大森を送りだして終盤での勝ち越しに成功。J3も開幕したことから、今後の選手起用も見所の一つになってくるのではないでしょうか。

【次節の展望】

次の試合はルヴァンカップの予選リーグ、アウェイでのベガルタ仙台戦です。前節の柏レイソル戦はオルンガとクリスティアーノに違いを見せられ、悔しい結果に終わってしまいました。これだけは言っておきたいんですけど、オルンガはズルいっすよ。「NHKのど自慢」にジャスティン・ビーバーが出てくるようなもんですよ。しかし、現地組からはポジティブな声も多く聞こえてきたので、まだ悲観する必要はないかなと思います。

第4節はホームで名古屋グランパスとの対戦。グランパスは3連勝中、インチキ級の外国人選手に加え、日本人選手との融合も上手くいっており、現時点では最も手強い相手となりそうです。昨年は2戦2勝と、相性の悪さは感じていませんが、油断していたらジョーや赤崎にボコられること間違いなしだと思います。キャンプでの練習試合では、FC東京がカウンターとセットプレーで大量得点を挙げましたが、守備面での整備は進んでいると思いますし、蓋を開けてみたいとわからない部分もありますね。

グランパスは今季から丸山がキャプテンを務め、FC東京一筋だった米本も移籍をしました。米本が普通にフィットしてて何か寂しいですね。結婚しちゃった元カノを眺めているかのような感覚。そういった因縁(?)も含め、めちゃくちゃ盛り上がる一戦になること間違いなしです。勝てば単独首位! 強いチームを薙ぎ倒してこそのJリーグ! やるよやるよやっちゃうよ!?

この記事を読んでウズウズしてきた人!! 3/17に味スタへGO!!!!

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