数年ぶりに占いカフェで対面鑑定を始めています。それに並行して、占いスクールでも講師なんかを始めていて、立ち位置の変化が激しいです。

私は魔法とか錬金術、神話や神智学的な話が好きなので、気になったことを調べたり、まとめたり妄想して遊ぶのが楽しいです。
調べたことを実践に使って見て、どんな影響が起こるのか？検証するのがとても楽しい。気が向くと自分で人体実験をしています。
アロマワークとか、キャンドルワークとか、自己催眠とか、自動筆記の練習とか試して遊んでいます。
いろいろ試しているうちに、自分の持っている感覚の特徴がわかってくるので、それが実際の占いの場面で役に立つと思います。

最近は目が疲れやすいのであまり本を読まなくなりました。読み上げ系のアプリを使ったり、Siriに音読してもらうことがほとんどです。
で、参考書を読んでも実際に体験しないと知識も技術も定着しないので、面白いな！と思ったことは実際に実験？体験？するようにしています。

去年はラビリンスウォークにハマっていて「これは一体どういう仕組み何だろう？」と歩きながら考えていました。
本で読むだけではわからないことばかりなので、実際にラビリンスを歩いてみてなんとなく、こういうこと？っていう仮説がでてきます。でも、本当はもっと違う意味とか効果とかあるんだろうな？と思うので、謎は深まるばかりで、底なし沼です。

私は今「チャネリング講座」という講座を担当しています。
直観力を高めてチャネリングをするために、まずチャクラとつながるワークをしています。本来ワークなんかしなくてもつながっているんですけど、社会的なノイズとか、感情的なノイズが多い私たちの環境ですから、ノイズを外す練習をしています。
これはヒプノセラピーと同じ構造で、一度通路を作ると、あとは自然にエネルギーが流れるから、地道に瞑想しなくても手っ取り早いっていうか楽です。
講師をしていると、生徒さん一人一人の特徴、個性がとてもよくわかって、強いエネルギーや未知の可能性を感じます。ひとりひとりの能力が活性化していくのがわかります。
8回講座ですが、半分くらい過ぎるころには、行動パターンに変化が起きたり、表情が変化してくるのがわかります。
皆さん自分の特性を上手に使ってお仕事に役立ててもらえたらいいな～。って思います。
私が伝えられるのはチャネリングというかインスピレーションの扱い方の基礎です。あとは実戦でお客さんから学ぶしかありません。
疑うと消えてしまうのがインスピレーションだと思うから、0.3秒のインパクトをそのまま言語化。

お金をもらって占断するプレッシャーの中で、0.3秒わずかな手ごたえで感じていることを伝えることを繰り返す感じです。
知識はどこまで行っても知識なので、本当の意味で理解するためには実践で悩んで葛藤して、悔しい思いをして、その積み重ねが理解になると思います。
私もまだまだ勉強中なので、悔しい思いをたくさんします。
だから、出来るだけたくさん実践を経験することが一番のお勉強、最良の先生はお客さんだと思います。
試してくる人、疑ってくる人なんかは最高の勉強材料です、難しい相手を攻略することで自信が付きます。
1回の鑑定で攻略しなくてもいいから、何回も関わって、ちょっとづつ突破口を見出していけばいいかな？って思います。

あとは人間なので得意、不得意があると思うので、万人に受ける占いをしなくてもいいのではないかな？って思います。
得意なジャンルを徹底的に伸ばして、不得手なところは他の人に任せて～みたいな感じで良いのではないかな？と思っています。

看護師の新人時代、注射が下手で失敗ばかりしていました。先輩の腕で練習をさせてもらったり、同期の新人同士で練習をしたり必死でした。
私が勤めていた病院は地方だからかもしれませんが、おおらかな人が多く「新人さん、練習していいよ」「私の腕は採血しやすいからやってくれる？」と、点滴や採血をする際に嫌がることなく、応援をしてくれる方が多くいました。
協力してくれる患者さんのために、痛い思いをさせたくない！と必死で点滴や採血をしていました。失敗したときは何が良くなかったのか？考えて、次は同じことを繰り返さないように注意していました。患者さんはそれぞれ皮膚や筋肉の厚さ、血管の走行に個人差があるので、その癖を把握して、その人に会ったやり方を手に覚えさせる必要があったのです。
そのうちにだんだん経験が増えていくと、このタイプは浅めに刺す感じかな。とか、このタイプは筋肉が厚いからしっかり刺して。みたいに、予測が付くようになり失敗が少なくなりました。

たぶん、占いも同じだと思います。うまくできないことがあると思うけれど、どのあたりで躓いたのか？どんな癖を持っているお客さんだったのか？振り返ってみます。改善できるところがあれば「勉強になったな～ラッキー」って思います。
改善の余地が思いつかない場合は「他の先生にお任せ～！」でいいかな。って思います。
うまくかみ合わなかった鑑定の方が勉強になるし、こういう人もみえるのだな～。って視野が広がって面白いんじゃないかな？って思います。
対面鑑定はいろいろな人に出会えるから、プレッシャー凄くて怖いけれど、プレッシャーがあるからこそ面白いです。
それにお金払ってまで占いしてくれる人って、基本的に占い好きだと思うから、同じ「占い好き仲間」って思います。占いって楽しいだけじゃなく、普段関われないような人達と繋いでくれる。