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ネメアのライオン恒星ゾスマ(しし座)恒星タビト(オリオン座)

wikiを参考にネメアのライオンについてもう少し掘り下げてみようと思います。

ネメアのライオン( / n ɪ ˈ m iː ə n / ;ギリシア語: Νεμέος λέων、翻訳。 Neméos léōn ; ラテン語: Leo Nemeaeus ) は、ネメアに住んでいたギリシア神話に登場する怪物でした。
最終的にはヘラクレス(ヘラクレス)によって殺されました。その金色の毛皮は攻撃を通さないため、武器では殺すことができませんでした。その爪は人間の剣よりも鋭く、どんな強力な鎧も破壊することができるそうです。
フォティウスは『ビブリオテカ』の中で、黄金の林檎を守っていた竜ラドンが自分の兄弟であると書いています。

ライオン=キメラ、エキドナ、上エジプトの神セト

ヘシオドスには、ネメアのライオンがオルトスの子孫として描かれており、
おそらくキメラ、またはおそらくエキドナ、さらにはエジプトの神セトを指していると理解されることもあるそうです。
ヘシオドスによれば、ライオンはヘラによって育てられ、ネメアの丘を恐怖に陥れるために送られたと言われています。
アポロドロスによれば、ライオンはテュポーンの子孫と言います。
アエリアン(エピメニデスを引用)とヒュギヌスによって語られた別の伝承では、ライオンは月の女神セレーネから「生まれ」 、ヘラの要請でライオンを月から投げ落としたという説もあるそうです。

*オルトス (ギリシャ語: Ὄρθος、Orthos ) は、神話作者アポロドロスによれば、ゲリュオンの牛を守ってヘラクレスによって殺された双頭の犬でした。オルトスは怪物エキドナとテュポーンの子孫であり、同じく多頭の番犬だったケルベロスの兄弟だと言われています。

オルトロスは冥府の猟犬ケルベロスによく似ています。
ヘシオドスによれば、ケルベロスはオルトロスと同様にエキドナとテュポーンの子孫なのだそうです。そしてオルトロスと同じように、ケルベロスも多頭でした。
初期の記述ではケルベロスの頭は 50 個、さらには 100 個でしましましましたが、文献ではケルベロスの頭は 3 個が標準となっています。
しかし、芸術では、ケルベロスの頭は 2 つだけしか示されていないことがよくあります。ケルベロスも、オルトロスと同じように、通常は蛇の尾を持って描かれていました。両方とも番犬となり、ケルベロスはハデスの門を守りましましましましたが、両者ともヘラクレスに打ち負かされました。

神話上の生き物


ヘラクレスの12の労働とライオンの毛皮ゾズマ

エウリュステウス王(彼のいとこ)によって定められた「ヘラクレスの12の労働」最初の仕事はネメアのライオンを倒すことでした。

ヘラクレスはクレオナエの町に来るまで、この地方を放浪しました。そこで出会った少年はヘラクレスに言いました。
「もしヘラクレスがネメアのライオンを倒し、30日以内に生きて戻れば、町はゼウスにライオンを捧げる。もし30日以内に戻ってこなければ、死んだヘラクレスに弔いの捧げ物として少年が捧げられる」というのです。

ライオンを探していたヘラクレスは、ライオンに矢を射ようと矢を持参しました。この時の彼は、ライオンの黄金の毛皮はいかなる武器攻撃を許さないことを知りませんでした。
ライオンを見つけて弓で射ると、矢がライオンの太ももに当たって無害に跳ね返ってきました。ヘラクレスは毛皮がライオンを守っていることを知ったのです。

しばらくして、ヘラクレスはライオンを洞窟におびき寄せます。洞窟には2つの入り口があり、ヘラクレスはそのうちのひとつを塞ぎ、もうひとつに入ります。暗い洞窟の中で、ヘラクレスは棍棒でライオンを気絶させました。そして、最終的には素手で首を絞めて殺しました。
ライオンを倒した後、彼はベルトのナイフでライオンの皮を剥ごうとしましたが失敗しました。

その後、ヘラクレスはライオンの皮をはぐために石でナイフを研ぎ、さらに石そのものまでも研ごうとしました。アテナは英雄ヘラクレスの窮状に気づき、ヘラクレスにライオンの爪を使って毛皮を剥ぐように伝えました。
30日目、ヘラクレスがライオンの死骸を肩に担いで戻ってくると、エウリュステウス王は驚き、恐怖しました。
エウリュステウスはヘラクレスが再び都に入ることを禁じました。エウリュステウスはヘラクレスに、彼に課せられた仕事はますます難しくなると警告しました。エウリュステウスは、ヘラクレスに次の課題であるレルネーのヒュドラを破壊するよう命じたのでした。

ヘラクレスはネメアのライオンを殺した後、そのライオンの毛皮を着ていました。また、ヘラクレスの鎧はシタエロンのライオンの皮だったという説もあります。

ミンドゥスのアレクサンダーによれば、ヘラクレスはこの労働を地から生まれた蛇に助けられ、蛇は彼を追ってテーベに行き、アウリスに住み着いたと言います。後にこの蛇は、スズメを食い荒らし、トロイア戦争に関する予言で石に変えられた水蛇であると言われています。


ネメアのライオンとその毛皮

しし座の元型になっているネメアのライオン。その毛皮は腰のあたりの恒星ゾスマに関連していると思います。
この毛皮はオリオン座が左手に掲げているものと同じなのかな?って思います。ネメアのライオンの黄金の毛皮はいかなる武器攻撃を許さないため、最強の盾だと思います。
右手にこん棒、左手に黄金の毛皮を持つオリオン座。何でオリオンが毛皮を持つことになったのかよくわかりません。
オリオン座で毛皮の部分はオリオン座π3星タビト、π4星あたりかな?って思います。

https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=10850823による

博物学者アレンによれば、オリオン座ο1星、ο2星、オリオン座π1星、π2星、π3星、π4星、π5星、π6星、オリオン座g星をまとめて、ペルシア語で「冠」を意味するAl Tāj、或いはアラビア語で「衣服の袖」を意味するAl Kummと呼ばれていたそうです。

中国では、オリオン座π4星は、参宿の持つ旗を意味する參旗という星官を持つそうで、オリオン座ο1星、オリオン座ο2星、オリオン座6番星、オリオン座π1星、オリオン座π2星、オリオン座π3星、オリオン座π5星、オリオン座π6星と共に形成するのだとか。オリオン座π4星自身は、參旗七、つまり參旗の7番星と呼ばれるのだそうです。

う~ん「ライオン」の象意を探ろうとすればするほど、多国籍な神話文化や伝承に関連しているのでキリがない感じがします。
ギリシャ、ウクライナ、バルカン半島の伝承では、雌ライオンはゴルゴンの側面を持つことが多く、ゴルゴンは初期のギリシャの守護神の名残なんだとか。
シュメールのフンババ、エジプトのバステト、ミトラ教では頭がライオンの像があるし、グノーシス主義の伝統では、デミウルゴスはライオンの顔をした人物だと言うし。
アーサー王の伝説ではライオンは忠実な仲間であり、騎士としての美徳の象徴なんだとか、王の眷属なのでしょうね。
ヒンドゥー教の女神ドゥルガーは、ヴァハナムまたは神聖な乗り物としてライオンを飼っています。
島国シンガポール(シンガプーラ)は、マレー語のシンガ(ライオン) とプーラ(都市)に由来し、タミル語-サンスクリット語のசிங்க singa सिंह siṃhaとपुर புர puraに由来しているそうです。
中国の人々はライオンが悪霊から人間を守ると信じているため、旧正月の 獅子舞は悪霊や幽霊を追い払うために行われます。
チベット文化においてライオンは顕著な象徴です。チベットの国旗には一対のスノーライオンが見られます。スノー ライオンは、保護者として見なされている神話上の生き物です。雪のライオンは、恐れ知らず、無条件の明るさ、東、そして地球の要素を象徴しています。

・・・・面白すぎてキリがない、時間がない、脳内のワーキングメモリも全然足りないのでこの辺りで終了。