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【思い出話】弘前市内を歩いていたら「アイツりんご娘のファンやっちゅうらしいや」と笑われた話

りんご娘ファン冬の時代

僕がりんご娘のファンになった当時、イベントに足を運ぶ同世代の学生のファンは皆無といって良い状況で、いつも家族と一緒に行くか、ひとりぼっちでイベントやライブに行ってました。

会場に足を運ぶとファンはいつも同じ面々で、「アイツまた来てるな~」と思われてたと思います。僕も思ってたので(笑)
ときには観客が10人切っているような現場もあり、それでも当時のジョナ&レットは一切手を抜くことなく、ステージに立っていました。

そんな2人の姿勢や楽曲の素晴らしさに惚れ込んでりんご娘のファンになった中学生のとまと🍅は、同級生にもよくりんご娘の話をしたり、楽曲を聴かせたりしていました。

僕が中学生だった2005年~2008年に流行っていたのは、KREVAやSOUL'd OUTといったHIP-HOP系のアーティストやオレンジレンジ、BUMP OF CHICKEN、大塚愛、倖田來未といった面々でした。

もちろん僕も聴いてはいましたけど、結局毎日ウォークマンから流していたのはりんご娘で「青森にも素晴らしいアーティストがいるんだよ」と同級生に伝えても、全く理解されず「りんご娘にファンなんかいんの?(笑)」なんて冷ややかな反応。

それでも、楽曲の良さを伝えたかった中3とまと🍅は、文化祭のステージで「Fly High」を歌ったりと普通じゃない行動をよくとっていました(笑)

結果、高校に進学したと同時に、身の回りで様々な事件が発生します(笑)

知らない人に指を刺されて笑われる経験

弘前市内の高校に進学し、学校終わりに1人で弘前のイトーヨーカドーを歩いていたところ「アイツ、りんご娘のファンやっちゅうらしいや(笑)」という大きな声が聞こえてきました。

振り返ると他校の知らない生徒に指を刺されて笑われていたわけですが、おそらく中学時代の同級生が僕のことをりんご娘のファンやってる変わり者ということで笑いものにしていたのでしょう。田舎ってそういうもんです(笑)

同じような出来事は、JR弘前駅のコンコースでもありました。普通なら恥ずかしくて顔が真っ赤になったり、逃げたくなったりするのだと思いますが、当時の僕は「りんご娘好きにならないとか、センスないわ~」と思ってました。どういうメンタルしてるのよ・・・(笑)

弘前工業高校の文化祭で起きた事件

当時、高3だったとまと🍅は高校の友人と弘前工業高校の弘工祭に遊びに行きました。そのとき、事件は起きるのです。

知らない輩5~6人に囲まれ、はてなマークが浮かんでる高3とまと🍅に対して「おめぇ、りんご娘のファンやっちゅうんだべ?なんが1曲歌えよ(笑)」と輩の1人が言い放ちました。

一緒に遊びに行ってた友人は凍り付いてましたが、別に恥ずかしいことだとも思っていなかった高3とまと🍅は何を歌うか真剣に悩み、あえて「ドスコイ金星」を振り付きで披露しました。

もちろん、輩集団には爆笑されましたが、爆笑された時点で僕の勝ちだと思いました(何が?笑)
僕は、りんご娘のファンであることを恥ずかしいと思ったことは一度もなかったです。それだけ、いつの時代もりんご娘のメンバーは一生懸命活動に取り組んでいたから、笑う人たちを見返してやりたいというキモチを、ファンながら持っていました。

メンバーもスタッフもファンも、継続は力なり

今や、卒業メンバーの王林やジョナゴールド、和海(とき)や赤坂麻凪(彩香)に現メンバーの4人を嘲笑する人はいないんじゃないでしょうか。それほど、りんご娘という存在を確立し、そこから巣立ったメンバーが活躍できるまでになったのです。

また、僕よりも年下のファンがたくさん増えたこともうれしく思います。様々な年代、性別の方と「りんご娘」という共通の話題で盛り上がれる、感動を共有できることはとても幸せなことです。

”継続は力なり”ということを、樋川代表や下田キャプテン、卒業メンバーを含むりんご娘のメンバーたちから、その姿で学ばせてもらってます。おそらく当時白い目見ていたであろう同級生から、今や「りんご娘○○のイベントで見かけたよ!」「王林の活躍すごいね!」と連絡が来ます。これも、彼女たちががんばり続けてくれたからこそです。

僕も、これからもりんご娘のファンを続けていくことで、メンバーやファンの皆さんと楽しい未来を一緒に共有できればと思います。


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