すごい振動だ！
連日、震度７級の揺れ！

とは、たまさん（「私」のだんな）の話。
そもそもこの人のいうことだから･･････。
とにかくこの人は大げさだ。「衣（ころも）」を多くつける。

実は、お隣に新しい家が建つそうだ。
それに伴って、まず、いまある家を解体し更地にする工事が行われた。
ちょうど「私」がデイサービスに行く時間帯だったので、詳しくはわからないが、日中、家にいたたまさんはその激しさに驚いたらしい。

それでも解体工事は２～３日で終了。
業者さんはとても紳士的だったそうだ。
複数の外国人労働者の方もおられたとのこと。

お隣は、画像のようにまっさらに。
けっこう広かったんだな。
ここにどういう家が建つのだろうか。
今度はどういう方が住まれるのだろうか。
新しい出会いが楽しみだ。

お隣は、地域の猫の「集いの場」だった。
さすがにもう猫の声は聞こえなくなった。
お隣だけではなく、我が家の庭を徘徊していた猫たちも、ついに寄り付かなくなったようだ。
それから確か、お隣の庭の木にはハトの巣があった。
早朝にハトの声がかろうじて聞こえる程度に。
彼らの巣はどこへ行ったのかな。
たぶんだんだん来なくなるのだろう。

これから始まる出会いへの期待。
そしてこれまで近くにいたものがいなくなった寂しさ。
複雑な心境だ。
「私」の心は大きく揺れている。

なんちゃって！