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2009-02-14 (続)じっと手を見る。

大した話でもないんですが・・・
手のこと書いたら思い出したので。

いつぞや、どこかでマッサージにかかったときのこと。
まだ私は勤めてる頃で、どろどろに疲れきっていて、来る日も来る日も「きょうこそ死んでしまうに違いない・・・」とかなんとかつぶやきながら働いていました。ついでに言えば、当時はまだ若いオンナノコみたいな風貌だったと思います。

ある日、だまーってマッサージを受けました。ほとんどずーっと寝てたはずです。
そしたら、担当してくれた男性マッサージ師が終わったら、わざわざ私の手を握って、うっとり眺めながらこう言うんです。

「あなたの手はホントに素敵ですね。こういう手、僕は大好きなんですよ♪」

って。。。

はぁ??? (*_*;;;

この人は、単なる手フェチなのか?
それとも新手のナンパのつもりなのか?

「あ、、、そうですか。どうも・・・」

それ以外の返事は浮かばなかったですよ。

以上。終了っ!


まぁ、確かに私どもからすれば、手は命! 手をほめられて悪い気はしないですよ。だけどそのとき私は自分の職業どころか、自分のことは一言も話してないですからね。
ふつうに考えたら、かなーり気色悪い、かも。 +_+;;;

あの人、若いオンナノコを担当するたびに、ああいうこと言ってたんでしょうかしらね? それともホントに純粋なる手フェチだったのか? 興味あります。
いまの私だったら、ばしばしに質問攻めにするんだけどなー。残念。

でもでも。

いまさらながら冷静に考えると、かく言う私もふだんから人のパーツ褒めをする習性があるのです。あれま。あのマッサージ師のこと悪く言えないじゃん。(でも、さすがに初対面のよくわかんない人に対しては言わないですけどねー)
たとえば、、、こんなかんじかな。

「○○さんの手って、ぷにぷにしててほんっとにいいなぁ。癒されます」
「綺麗な肩甲骨ですね~。空を飛べそう!ほれぼれします」
「頭蓋骨の形が美しいですね。ギリシア彫刻みたいです」
「素敵な声ですねー。聞いてると元気が出ます」
「こんな細くて綺麗な腕なのに、働き者だってことがよくわかります」

とかとか。 

言ってるワタクシ本人は、感じたままに、ごく正直に褒めてるんですが、言われた方は困るかもしれないってことですよね。一歩間違えると、アブナイ人かもしれない。。。
時と場合と相手をよくみて考えてから言うようにします。はい。

以後気をつけます。 m(__)m

治療家としての腕を磨くはずだったのに、いつのまにか占い師になっています。どこに行ってもしぶとく生きていたい。