政党ごとのクォータ制への賛否

ここしばらく、クォータ制に取り憑かれているのだが、これを見たからでは断じてない。今ネットで各政党の見解を調べて出てきたわけ。
(ずっと前にもクォータ制について書いたが、すぐ消しちゃったようです。むしろマイケル ムーアの映画でそれを思い出して、いや、なんでこんな当たり前なことが、男女平等とか、ジェンダー平等とか言われる前に、日本の政治では実現していなかったのだろうと、目からウロコだった次第。

人間、ともかく男と女で生まれてきて、ほとんど1対1です。これに異を唱える人はいないはずです。そしてこの性による、様々な活動差、現実的なそれぞれの性特有の器官がもたらす、日常生活と社会的活動があり、体型があり、性差を全く意識しないでいい活動は限られます。なので政治決定権を同数に持つ、それだけのことです。どっちがいいとか、悪いとかじゃもちろんない。

男がつねに多数では、もはや現在の日本のあるべき政治に、外交であれ内政であれ、頭が回りません

女性が男に仕える時代はとっくに終わってますよね?)

まぁ、維新の女性議員が、まずは子育てと介護の障壁を取り除くとか言ってるので、うんうん、党全体としては、結局は後ろ向きなんだねで終わりである。逆だって。それを取り除くには、男性も女性も、同じだけの政治決定権を持たなきゃ無理でしょ。

自民党は10年後に3割目指すらしい。それはやはり終わってるよ。やっぱり
(この問題に関しては、私は自民党政権だろうが、そうでなかろうが関係ない。政党関係なく、政治におけるシステムの問題なので。自民党が目覚めていてくれたら良かったのですが。)

本当に国会議員でクォータ制=男女の政治決定権を同じだけ持つべき、そう考えている議員さんたちは、最低4割クォータ制実現に向けて、システム作るように、それに共感する人たちを集めて、党派こえてもっと運動したほうがいいと思うよ。 それこそ、CM打つなり、街頭演説でもデモでもやってね。いや、投票率も上がるんじゃない。悪いことなにもないよ。本当に。やらないより、やったほうがいいことだね。目覚めろ日本だよ。

大きなお世話でしょうが、各選挙区で、必ず女性議員も選ばれるなら、ものすごく真剣に選びますよ。男性議員ホントろくなのいねーよ、って時の保険にもなるし。(率直な男としての感想ね)

これって女性が選ぶ時もそうなんじゃないのかな。女性だからむしろ選ばないときもあるでしょ。 でも、必ず一人女性も選ぶしかないとなったら、同性こそ厳しく選ぶんじゃないですか?

男と違う視点で女性議員を見るよね、たぶん。同性だからわかる、っていうのあるしね。

容姿じゃないよ。少しでもましな議員さんが増えてほしいからだ。

はっきりしてるのは、政治が極端に低い。一方で教育や、経済力ではそれほど差はない。(そんなことあるかいっていう意見はともかく)

政治決定権を片方の性に偏るのは、男だけでも女だけでも危険です。反対に女ばっかりになったら、男の私は恐ろしい。私は男と女で能力差は、物事によって確かにあると思うけど、政治が男のほうが優れているとは全く思わない。女性天皇を認める、認めないとか、特別な文化的風習(例えば、昔太田という大阪の知事さんが、大相撲で土俵に上がったんだが、そんなの本当どうでもいいことなんだよ)単純に、女性が政治の決定権を同数持つのは、男性にとっても女性の意見を政治に反映する上で好ましいと思う。

政治家であるなら、少なくとも政治家でない女性よりは、それが政策として実現可能かより具体的な知識を持つと思うし、何を変えるべきかわかっているはずだからだ。女性の有権者が、男と同じ数いる女性議員を見て、もしも物足りないと思えば、女性自ら、自分が議員になろうと考えるだろう。

男女同数の国会を見た子供は、それが当たり前だと考えるから、女性が議員になることは、何も特別なことではなく、努力次第で可能だと考えるだろう。

飲み屋での一般庶民の政治談義が、じっさいのところ政治決定の場面においては、あまり役に立たないのと同じで、ただ選挙区で女性の声を聞きましたではなく、実際にその決定に責任を持つ議員だからこそ、希望と現実のバランスが取れた、政治のプロとしての男女の意見が出る。

どの党であれ(本気で自民党から政権を奪うという政党)なら、候補者名簿ではなく、国会議員の衆、参でのクォータ制(最低4割)の実現を公約に掲げれば、支持率は間違いなく上がるだろう。

(少なくとも、クォータ制を実現できる具体的な法案を提出するということだ。それで議員数が増えるなら当然だろう。そんなの無駄遣いでもなんでもない。もっと腐る程、女性の厳しい目があれば削られる予算はあるだろう。)

その次は、官僚における、クォータ制だ。(各省庁で変わるだろうが)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?