見出し画像　Art by Arne Niklas Jansson

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辻本議員が、統一教会関連のNPOが主催した、郷土の歴史勉強会なるものに参加していたと、事後報告があった。　またこれで、辻本さんへの様々な批判が、一部界隈では、盛り上がるのは明白なんだが、それは辻本氏が、統一教会と、その関連団体に関係する、自民党議員についても、厳しく批判してきたからに他ならない。

個人的憶測や、イデオロギーによるフィルターを外すために、辻本議員がどれだけ、統一教会とズブズブなのかは、あえてわからないとしておく。
実際は、どの程度とかは予測はできるが、個人情報の観点から、明確になっていないところもあるので、実際自分はわからない。

その上で、与党、野党関係なく、まず合意できるだろう前提として、
「政治家は、特定宗教の構成員とは距離を置くべきである！！」
というのは、間違いなくできつつあると思う。

ここに、カルトセクト（カルト的団体）というのを付け加えるべきなのかもしれないが、私は個人的に、反宗教主義なので、（いや、信じるのは勝手なのだが、宗教は必ず布教活動を伴うし、何よりも、親の宗教は子供に明確に影響を与え、これを防ぐような法案は、存在しないため、宗教にはできれば、ファンタジーというカテゴリーでのみ存在していて欲しいと願っている。

宗教関連の経済活動＝創作物の売買と、それにかかわるサークル活動に於ける経済活動といった感じか。

で、本題だ。　さて、どうやったら、（カルト的も含む）宗教団体が、名前を変えて、あるいは正体を明示せず、行っている、NPOやNGOが主催する、様々な活動から、政治家はうまく距離を取ることができるのだろうか？

私は今回の辻本氏の件で、世界平和女性連合が、普段どんな活動をやっているのか、HPなどから分かる範囲で調べてみた。ちなみに、自分はこの団体が統一教会系だということは、かなり前に知っている。だから、普通はHPを見たりしない。（避けているわけ）

そして、実に怖くなったというか、絶望に近いものを感じたのだが、いくらカルトだろうがセクトだろうが、一部の国ではカルト認定されていようが、NGOとか、NPOとか、学生サークルに紛れ、しかもそれが各地の善意のコミュニティーなどを支援したりしたら、政治家はこれらと、どこでラインを引くべきか、線の引きどころがわからなくなってしまった。

たとえば、こんな講演会がある
WFWP（世界平和女性連合）30周年記念講演会
この場合は、さすがに名前がモロに出ているので、お金を払って参加する聴衆としても、あるいは講演する側としても、政治家が参加したとか祝電を送ったとかになると、せめて政治家なら、それぐらい知っててくれと思う。
（もちろん、会員とのつながりを調べることはできるが、あえて善意の無知と解釈しよう）

でだ、、たとえば、ここに呼ばれた人たち（講師）は、この団体はカルト宗教団体が隠れ蓑にしているNGOなんて、どこまで認識できるだろうか？

たとえば、アフリカ　ローズ　創業者 萩生田　愛さん。
ケニアのバラを日本で売るという、事業の創設者も講師で呼ばれている。　断っておくが（私は萩生田さんが、統一教会と繋がりがあると行っているわけでも、憶測するわけでもない。知りようがない。）

そして、サンケイでも朝日でも、この方の活動は素晴らしいという感じで記事にもなっている。　（それこそ、左も、右も（笑））

でだ、、仮にこの方が今度、NGOで講師として公演するので、よろしかったら、見に来られませんかなんてことを、たまたま何かの集いで政治家と話したとしよう。普通引き受けないか？

もちろん、これはまだ、わかりやすい一例なのだけど。

あまりにも統一教会関連の団体活動が多岐にわたり、それがNPOとかNGOとかいうお墨付きみたいなものが、付与されてしまっているので、今後、政治家がカルト的団体と接点を持たないようにするには、どこまで可能で、今回はOK,今回はNOなんていう線引は、党則であれ、国家の法律であれ、実にこんなんだと思えたからである。

たとえば、関連団体ならOKなのか？　NOなのかだ。
そして、たとえばWFWPの援助で、なんとか成立している活動だが、
それは間違いなく多くの人に貢献していると思えるような活動の場合、
それに参加している、より間接的な、ボランティアグループなど（たとえば、郷土の歴史勉強の集まりとか、、）は、どうすべきなのだろうかと。

まずは、、明確にカルト的団体として国が指定した場合、いかなるグループであれ行政指導し、改善されなければ、その手の宗教団体は解散させる必要があると私は思う。

宗教の自由　＜　カルト的集団　の　制限

その上で、関連団体を国に報告させ、各NPO,NGOはカルト団体とのつながりを完全に消し去るなら（会計的に）今後も活動を続けれるというような枠組みが必要なのではないだろうか。　

もっとも、再三言ってるように、個人レベルで私ができるし、すべきだと思っていることは、宗教的なものが政治や道徳に持ち込まれた時、いかなる宗教的側面であっても、それはファンタジーであると、はっきりさせることであったり、こんな運動がもし日本で行われるなら、絶対に寄付するだろうが、、日本人の多くは、あぁ、そうだよね、、で終わるのだと思う。

（うん、神なんてたぶんいないよね、ぐらいは思ってるのが半数以上じゃないか）

（でも、これだけカルト宗教の被害者がいるのは、なぜなのだ、、）

https://humanists.uk/campaigns/successful-campaigns/atheist-bus-campaign/