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食と教育とそこら辺の話

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【栄養士必須教養】エクセルVBAを学ぶならまずは○○から

どうもタムです。 2020年最も勉強してよかったものがエクセルVBAでした。簡単に言うとプログラミングです。これを使ってみて、仕事観が180度変わりました。 コードを一度書いてしまえば、何十分とかかっていた作業がボタン一つで終わってしまうのです。今までの苦労はなんだったんだと… エクセルでの事務作業の時間は大きく減少したのですがそれ以上の恩恵が、書類のミスがなくなったことです。特に書類のミスって、重なれば重なるほど、自己肯定感が落ちて、モチベーションがなくなるじゃないで

    • なぜ「最近の若者は…」と言われるの?マナーについて

      マナーが話題になるとき、いつものきまり文句は「最近の礼儀作法は崩れた」。 どうもタムです。岩波書店から出版されている熊倉功夫さん著『文化としてのマナー』という本が大変面白いので紹介しようと思います。 はじめにこの本は、図書館で出合った本で、食事のマナーを指導するにあたって、そもそもマナーとは…と疑問に思っていた時だった。本棚にあるこの本を手に取って、本を開いた2秒後にはアマゾンで購入していました。とにかく、1ページ目からめちゃくちゃ面白い。 マナーが話題になるとき、いつ

      • 冬至:ゆずはYUZU【栄養教諭のつれづれ】

        冬至には「運盛り」と呼ばれる風習がある。それは「ん」のつくものを食べると運が呼び込める。との言われから、冬至にかぼちゃやにんじん、れんこん、だいこんなどを食べる風習だ。 もちろん、今日の給食には「ん」の作食べ物を多く入れていた。そして、給食の時間がくると教室に出向き「今日の給食には”ん”のつく食べ物をたくさん使っているけど、どんな食べ物があるか分かる?」と聞いてまわった。 子どもたちが一番早く気づくのはどこも「にんじん」だった。その次に、れんこん、ピーマンと続く。「そう!

        • おいしさは、分け合うことで進化したのかもしれない。

          コロッケは手間がかかる料理だ。手間を知っているからこそ、感じるおいしさもある。 ふと、人間以外の動物は食べ物を味わうのだろうか。と思った。生物は、おいしい、だからもっと食べたい。そう思うことによって、生存しやすくなるようにプログラムされているが、もし同じ味の食べものを食べたときに、そこに違いを感じるようにできているのだろうか。 例えば、まったく同じ味のフライドチキンA・Bがあったとする。Aは近所の汚いおんちゃんがつくったもので、Bはカーネルサンダースがつくったものだと聞く

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        【栄養士必須教養】エクセルVBAを学ぶならまずは○○から

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          考えて食べていると、世界は変わって見えるんだよ。それがどういうことか分かるかい?

          どうもタムです。 今回は僕が辛い時、メンターが言ってくれたことを文章にまとめて書いていきたいと思います。 ーーーー以下メンターより(編集:タム)ーーーー 栄養士や管理栄養士は、人体や食べ物について学び、それを日常的に考えています。 毎日、出てきた物を食べているだけの人と、食に対する思考回数を比較すると、その差は何倍、何十倍にもなるでしょう。 それが積み重なってくると、もう一般の人と同じ考えはできないと覚悟しなければいけません。 例えば、栄養士として食べ物を提供する

          考えて食べていると、世界は変わって見えるんだよ。それがどういうことか分かるかい?

          【苦悩】安心・安全で美味しく、栄養のバランスが取れる献立が1番なのは分かってる

          でも、これが1番難しいーーー!! どうもタムです 献立をたてるときに、何を考え、どの優先順位を高くするのかは、その人の個性がよく出るところやと思います。 栄養士としては、食材の組み合わせを栄養素を中心として考えることは前提なんですが、「栄養素が献立作成の全てではない」ってところが献立や料理を考える上で大変面白いところやと思います。 1食分の栄養素が取れるパンやパスタが話題にもなりましたが、それを毎食、毎食、提供すればいいというものでもありませんよね。 さて今回は、そ

          【苦悩】安心・安全で美味しく、栄養のバランスが取れる献立が1番なのは分かってる

          【盛り付け表】テキストボックスの自動作成

          どうもタムです。 今回は、盛り付け表での自動化。このツイートの内容です。 献立表を作るときには、毎回、毎回、テキストボックスに献立名を打ち込んで、それを配置して、作成して、配置して、、、という単純作業をひと月分約50回ほど繰り返します。これ、だいぶストレスなんですね。 さらに、正しくテキスト入力ができればいいのですが入力ミスや配置ミスがあるので、その修正や確認の時間も入れると残業確定です。 今回はテキストボックスの作成を考えてみました。 することは2つ、日付の入力と

          【盛り付け表】テキストボックスの自動作成

          【エクセルvba・業務効率化】「一括置換」のExcelファイル

          10月10日アップデート:ファイルの読み込みボタンの追加 このツイートのファイルになります。 「一括変更」のボタンを押すと下の画像にあるプログラムが起動して、変更していってくれます。 これまでは、手作業で直していたことも、登録さえしてしまえばボタン一つで変更ができます。 僕は発注書と検収表、調理指示書につかっています。栄養価計算ソフトからエクセルに書き出すと、例えば、みそは「淡色辛みそ」だったり、鶏肉は「若鶏鶏肉胸肉(皮付き)」だったり、難しい言葉に書き出されて、調理

          【エクセルvba・業務効率化】「一括置換」のExcelファイル

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          【フリー素材】食べ物のイラスト

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          仕事はしたくない:仕事論

          仕事はしたくないけれど、好きな仕事はできているので、まぁそれでいい。 社会を変えてやる!昔は、そんなことを夢に見ていた。けれど今は、周りの小さな世界を昨日より少し、ほんの少しだけ、幸せにできたらいいなと、ひそかに思いながら仕事をしている。 でも、仕事はしたくない。 こんなことを言うと、ちょっと心が痛むが、正直に言うと仕事はしたくない。家でのんびりしていたい。 でも、するならこの仕事かな。とも思っている。時に周りを見ていると、あっちのほうが楽しそうだな。やりがいがありそ

          仕事はしたくない:仕事論

          「豊かな食」に大切な1つのこと

          僕は、人生を豊かにするために食の時間を削るのはもったいない! なぜなら人間は唯一、料理をする動物だからです。料理によって人類が発展してきたと言っても過言ではありません。そこにある文化に目を向け、それを楽しむことが人間としての豊かさにつながります。 しかし、豊かという言葉は抽象的な言葉であり、人によってもその定義が違います。例えば、大勢で食べることに豊さを感じる人もいれば、そうでない人もいます。毎日の白米に豊かさをこれでもかと感じている人もいれば、豪華なレストランでしか、豊

          「豊かな食」に大切な1つのこと

          【雑記】食について、ちょっくら考えてみた

          食とは何か 僕たち栄養士が食を語るとき、エネルギーやたんぱく質など食べ物の栄養素を見る場合がある。体にはこれが必要だから食べましょう。でも、これは食べすぎだからちょっと控えてね。と。しかし、これらは食を語る上での一つの視点でしかなく、栄養素という考え方は、良くない言い方をすると、栄養補給という行為と似ていてどこか効率的かつ合理的で、危険な臭いも少しある。 もちろん、これは、皆さんが気付いていることだと思う。 数年前、一日に必要な栄養素が入ったパスタが売り出された。この時

          【雑記】食について、ちょっくら考えてみた

          よくあるhow-to本ではなかった。 『読みたいことを、書けばいい』

          どうもタムです。 元電通でコピーライターをされていた田中泰延さん初の著書。 僕は、文章を書くためのhow-to本としてこの本を手に取った。しかし、いい意味で裏切られた。そして、how-toを求めていた僕の考えはなんだか陳腐なものなんだなと、この本は気付かせてくれた。 いずれにせよ、最高に面白く、心にグサグサときくる本。涙が出そうになるだなんて、想像もしていなかた。 2つ後悔この本を読むにあたって後悔したことがある。 1つ目は、読み始める時間が夜遅すぎたことで。休日の

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          ゆりぎょーちさんとの対話より~ドキドキとワクワクとソワソワ~

          どうもタムです。ゆりぎょーちさん@yuri_gyochiとZOOMさせてもらいました。 まずは、ゆりぎょーちさん(以下ゆりさん)について簡単にご紹介。 こども園の栄養士をしながら、セミナーを開催したりなど、食に関する様々な活動をされています。Twitterでも活躍されています。(すごい…) 今回、お話する機会を頂きました。気になる方は、リプやDMを飛ばしてみてください。 対面して初対面ということで、ドキドキ、ワクワク、そわそわ、そんな感情がグルグルしていましたが、話して

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          「できない」を反射的に言う子ども

          どうもタムです。 「やりたいなら、やってみたら?」その声に対して反射的に「できない」と答える子供たち。 「いや、やってみないと分からないだろ!!」 そう言いたくなります。実際に僕もそう言ってきました。しかし、それでは解決しません。怒鳴ったところで、その子が自分からやろう!やってみよう!とは思わないからです。 このようなケースは多様にがあると思いますが、今回僕が体験したケースで、とても大切にしたいことがあったのでここに残しておきたいとおもいます。 できないという子反射

          「できない」を反射的に言う子ども

          食べられたい、食べられなかったとすれば…

          まずは、短編小説『ピュア』を読んでいただきたい。簡単に説明すると、人類は女性が肉体的にも強くなり、セックス後に男性を食べないと受精しないように進化した。 そのような世界観で繰り広げられる物語が美しい言葉で綴られている。生々しい「性・食・心理」の描写が魅力的な大人向けの小説。ぜひ一読を!! さて、食という行動が、性と結びつき 食べられる側に男がある 非常に面白い設定である! 男として、僕はどう思うかを書いていきたい。 ここでの結論は 愛する人に“なら”食べられたいこ

          食べられたい、食べられなかったとすれば…