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『ホワイトマジック』解読年間講座 第2回レポート(後編)

今日は『ホワイトマジック』解読年間講座 第2回のレポート後編を書きます。


前編では「規定1」について学んだことを書きました。

後編は「規定2」です。
規定1はP(パーソナリティ)がS(魂)に振り向いてもらうためのコツが書かれていました。
規定2はざっくり言うと、S(魂)と繋がる際の障害とその克服法について書かれています。

規定2に関して、「この規定はこの本の中で最も難しいものの一つであるが、最も理解しやすいものの一つでもある。」と書いてあります。どっちやねん。



規定2

深き瞑想において影が応答するとき、仕事が進行する。低位の光が上方へと投げられ、偉大なる光が三つのものを照らし、四つのものの仕事が進行する。 

これが規定2として書かれています。

また意味はいったんおいて内容を見ていきましょう。



深き瞑想の中で

規定2の前半部分「深き瞑想において影が応答するとき、仕事が進行する。」はS(魂)とP(パーソナリティ)の関係性について書かれています。

「影」はPのことです。ここではSとPの間に意識的な関係がすでに確立されていることを前提にしています。
つまり双方がすでに瞑想している状態であって、「深き瞑想の中で」Pとの通信を求めているSに脳とマインドが同調して振動できるようにすることで白魔術師の仕事が進められる、ということです。



聖なる四

規定2の後半部分「低位の光が上方へと投げられ、偉大なる光が三つのものを照らし、四つのものの仕事が進行する。」ですが、「低位の光が上方へと投げられ」は、クンダリーニの上昇のことを表しています。

クンダリーニについては、「エソテリック・ヒーリング年間講座」の第3回レポート(前編)で説明していますので、よかったら見てみてください。

「偉大なる光が三つのものを照らし」の「偉大なる光」は魂の光のことで、「三つのもの」はパーソナリティの3体のことを指していますね。

「四つのもの」は太陽系ロゴスと三位一体のロゴスのことを言っています。

伝達→応答→方向転換→合一というプロセスにて、宇宙の「聖なる四」は小宇宙に反映され、人間もまた「聖なる四」(S+P)となるようです。

『いにしえの注釈書』

『いにしえの注釈書』という本があるそうなのですが、それはハイラーキーの図書館に所蔵されており、人間は見ることができないようです!

ぜひ読んでみたいけど、その古代の聖典は現代人が本を読むような方法で読むものではないそうです。それらを見て、触れて、意味は一瞬のうちに明らかになるとのこと。

例えば、「一なるものが三重の音をかき消す一つの言葉を響かせる」という言葉は、黒とバラ色と緑からなる三つの象徴の上に重ねられた黄金色の象徴言語を一条の光線が射しているという絵で描写されているそうです。

このようにして秘密が厳重に守られている、とのこと。

そりゃわからんわ。。

東半球と西半球

東洋に比べると西洋は歴史が浅く、急激な変化が文明の特徴になってきましたが、そのことが、オカルティズムの法則を正しく理解し実践する上での障害となっているようです。

インドにはオカルティズムの知識が数万年前から存在しており、偉大なる方々が多く住んでいることで周囲のエーテルが磁化され続け、それに接触する人のエーテル体が影響を受けるということが起きています。

時代の古さと波動の高さというこの二つの事実が、オカルト的な仕事を容易にするリズムの安定を生み出しているそうです。

西洋におけるもう一つの障害は、具体的マインドの強力な発達にあります。

知性を働かせることが悪いというわけではないですが、それが高位レベルからのインスピレーションの流下を妨げることになるそうです。

もう一つの障害は、西洋において物質的な側面に強調が置かれてきたことにあります。

まず、科学がスピリチュアルな世界を認めていないこと、そして大衆が科学と宗教の狭間と戦争により抑圧されてきたことで、真の内的な理解が拡大する余地がない状態が続いてきました。

さらに、霊の生命が否定され、輪廻転生も信じられていないので、正しい生活を送ろうという純粋な動機は消え、目の前の快楽を貪ることが大多数の人が示す態度の特徴となったということのようです。



発酵した食べ物

障害になる要素の最後ですが、肉体が、肉食と発酵した飲食物によって築かれてきたことにあるそうです。

腐敗し、発酵状態にある食べ物が、多くの世紀にわたって西洋民族の基本的な食べ物になってきたことが、オカルティズムがもたらすどのような緊張にも耐えられず、内在する生命が明るく輝き出るのを妨げる肉体を作ってしまったとのことです。

え、、、発酵食品って体に良いものだと思っていましたが!
私、納豆とかチーズとかキムチとか大好きなのですけど。。

魂の媒体になるのに適した肉体を築くには、新鮮な果物と野菜、きれいな水、木の実、穀物を唯一の食事とする必要があるそうです。

タンパク質は取らないでも良いのですかね。

障害の克服

以下の3つの認識が人生観を極めて強く支配しているならば、不屈の努力によって、障害を克服することができるそうです。

a. 義務を遵守し知りうる最高の真理に固執することによって、さらに啓示を受けるための道が開けること
b. 冷静さを維持し、未来の栄光を見据えて、不便・苦痛・困難を喜んで甘受する態度を発達させること。
c. 相反するものを統合・融合することにより、砦の中心に真っ直ぐに通じる中庸の道に辿りつけること

まずは「不屈の努力」が必要というハードルの高さと、
bの不便・苦痛・困難を喜んで甘受する、というのが難問そうですね。



関係づけのリスト

陽の波動と陰の波動の間に確立される関係があり、これらの関係づけを学ぶことによって多くの情報が得られるそうです。
そしてその研究は第一イニシエーションの準備として与えられる教えの一部であるとのこと。

中身を全て説明することはできませんが、お題だけリストアップしておきます。

1.男性の肉体と女性の肉体の関係づけ
2.アストラル体と肉体の関係づけ
3.マインドと脳の関係づけ
4.魂とパーソナリティの関係づけ
5.横隔膜より下にあるセンターと上にあるセンターの関係づけ
6.二つのヘッド・センターの関係づけ
7.以上の結果としての、松果腺と脳下垂体の関係づけ
8.高位マインドと低位マインドの関係づけ



太陽天使の仕事

今、太陽天使は危機と方向転換の時期を迎えているそうです。

第1回目の危機は今から1500万年以上も前のこと、動物人間であった私たちが初めて「人類」となった時です。

その時は太陽天使は知性化という特質を帯びた自らのエネルギーの一部を動物人間に送り、脳を受胎させました。

動物人間の魂が別の神聖な原理と融合することで自然の第四王国に入ったように、今、人類の魂は他の神聖な様相と接触しようと努めています。
つまり、今度は第五王国の住人、ハイラーキーへと進化するのです。

すごいですね。
今は人類が1500万年ぶりの大変身をとげる時なのですね。

そのために私たちは「深き瞑想」を行い魂と繋がれるようにならなければいけないようです。


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