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ランドスケープ*公衆衛生 VS コロナ

コロナで屋外空間を使おうという動きが当たり前になってきた。

そう、ランドスケープの時代が到来してきたのだ。そしてその役割を

試されている。

そしてとある病院に呼ばれ、なんとかしてほしいと言われた。

ランドスケープは公衆衛生にに何が可能か。

そこで公衆衛生:パブリックヘルスにランドスケープが貢献することは何か?と考え、ソーシャルディスタンシング(結界)として、間仕切りを考えてみた。

ランドスケープで結界といえば、路地に置いてある置き石で十分である。

行ってほしくないところに邪魔物を置いたり、立てたりする。生け垣もそう。あえて空間に邪魔者をつくり、水の流れを変えたり、人の動きを止めたりするのはランドスケープデザインの醍醐味だ。

病院ではゾーニングなるものが大事という。建築や都市計画でもなじみがあるゾーニング。

重症、軽症の患者さんを分けるのは当然だが、医師や看護師、技師の動線も分ける必要があるらしい。

そこで活躍するのがパーテーションである。しかもそのパーテーションは単なる壁ではなく、窓や入り口も必要だし、時には見えなくし、時には見通しも必要だという。

しかもそのパーテーションは、柔らかく、衛生的で、可動も必要という。

固定が基本の建築ではできない芸当である。

ランドスケープデザインの役割だな、と思った瞬間だ。

結界を操るランドスケープは公衆衛生が可能か?








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