よくビジネスでターゲットを明確にするとか、ペルソナを作るとかいうけれど、オレにとってのペルソナはオレ以外にいないってことに気がついた。

オレは読書会や朝活や単発のワークショップや連続ものの講座をするとき、明確なターゲットを作っていない。先日、あるイベントをするにあたってのペルソナは?と聞かれてあらためて考えるきっかけができた。

でペルソナを考えようとしてもまったく考える気が起きなかった。そして、オレには“こういう人に届けたい”ということに興味がないことに気がついた。
誰かに届けたいわけではなく、オレに届けたい。もしくは届く人に届けばいいって感じだ。

後付けでペルソナを作ることはできるけど、正直いって興味がない。
せいぜい「こんな方におすすめです」と箇条書きする程度だ。

オレが何かイベントをするときは、自分が面白いと思ったことだけで、世の中に必要とされているとか、人が集まりそうとか、お金になりそうだとか、そんなことに興味がない。
ただ自分がやりたいだけ。「これ面白いよ!一緒にやらない?」そんなノリでやっている。

何か価値を提供するつもりもない。オレはこんな価値を手に入れたけど、あなたはどんな価値を手にするんだろうね?って程度にしか価値設定に対して価値を持っていない。だから“こういった価値を提供します!”ってのは押し付けがましく感じるというか、個人的に好きではない。でもあるとわかりやすいしとは思う。

それを踏まえて過去を振り返ってみると、有料でメンタルモデルについての連続講座を2回開きなかなか好評だったんだけど、まさに当時オレがドハマりしていたことをみんなにも伝えたい、一緒に愉しみたいという一心でやっていた。

ペルソナはオレ。価値はオレがメンタルモデルを学んで受け取ったものをあなたも受け取れるかもね。もしくはもっと素晴らしい何かを手にするかもね、ってノリだった。

なぜ3回目の講座をしなかったのかというと、オレがメンタルモデルについて十分に学べたし、興味が他に移ったから、メンタルモデルを伝えたいオレというペルソナがいなくなったからだ。

オレが今、オレというペルソナに伝えたいものが変わってしまうと、その講座なりイベントは終わってしまう。
オレというペルソナの興味が変われば、必然的にそのペルソナに伝えたいものが変わる。だからそれまでやっていたものも変わってしまう。

簡単にいってしまえば、興味のあることしかできない。
そしてオレは、オレにしか興味がない。

Aさんに興味があるとか、Bということに興味があるといっても、Aさんに興味があるといっているオレに興味があるってことである。

【結論】
ペルソナはオレ。
価値は自分で見つけてね。

オレが主催するイベントはそんな感じである。
興味のある人はFacebookやインスタグラムでときどき告知をしているのでチェックをよろしく♪

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