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素材を大切にすることについて

先日、オットが出張のお土産に、

博多あまび(ミニ)

という、あまおうがたっぷり入ってますオーラがすごいわらび餅を買ってきた。

噛んだ瞬間口の中に広がるあまおうハーモニー。
プチプチ食感。
だけどそれはわらび餅。

うまく紹介してる記事をみつけました。
これ ↓ ↓ ↓

なんというか、わらび餅というジャンルに置いとくにはもったいないような、面白い食べ物だった。

それを食べて、作り手の想いを受け取った気がした。

あまおうをどうしたら美味しく加工食品にできるか?
お土産品として喜ばれるか?
新しい味を作れるか?
インスタ映えも狙えるか?
最後まで飽きさせずに楽しく食べてもらうか?

色々と考えに考え抜いて、試作もめちゃくちゃしたんだろうな、、、。
と勝手に想像した次第。

長年、米粉料理研究家と名乗って仕事をしてきて、ついつい

どうしたら小麦に近づけるか?
小麦を超えるか?

に思考が向きがちだった。

膨らませるには?
歯切れよくするには?
香りをよくするには?

私の中で、素材は、
「目的を達するためのツール」
になっていたかもしれない。
だとしたら、なんて失礼なことをしてきたんだろう。

素材を大切に想い、扱い、
素材の良さを最大限生かしたものを提案する。
まじめに。でも遊び心も忘れずに。

大切なことを教えてもらった気がした。

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