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創作をしなくなった話

はい、たましこです。

創作の世界に足を踏み入れてから早くも2年が経過しようとしています。しかし、ここ半年位は全く創作をしなくなってしまいました。創作の技術を活用する場は数あれど、キャラクター性を想像することはほぼなくなってしまいました。

自分の思考の整理の為に書いてます。創作好きな人は続けてください。

なにが変わったのか

学生から社会人になりました。それだけです。

学生の頃は「何でみんな創作しないんだろう?自信がないのかな?」とふんわり考えていた気がします。社会人になっても自分の時間を大切にして、キャラクターを産み出していこうと考えていたのは確かです。

しかし、いざ社会人になり会社で働きだすと、創作をする時間も想像力も無くしてしまいました。

インスピレーション不足

創作において、インスピレーションは大切です。
人によってインスピレーションの元は異なります。綺麗な夜景から得る人もいれば、ある時突然得る人もいます。

私の場合、インスピレーションの元はTwitterでした。誰かのRTで流れてくるソシャゲのキャラクターの衣装や、ゴスロリ衣装の専門店の「新品入荷!」の告知から作ることが多かった気がします。

学校にいたときは、四六時中Twitterを見ることが出来る環境であった為、そういった機会に触れることも多くありました。

しかし、社会人になった今、そんなことは出来るわけもなく。
普通のサラリーマンになったたましこはTwitterを見る機会が減り、インスピレーションを得る機会が減ってしまいました。


時間がない

学生の頃は時間が足りないと考えていました。午後4時に家に帰り、夜9時から翌日の深夜1時までコンビニでバイトをする生活をしていました。

「夜のバイトが無くなれば時間が出来る!」と考えてた気がします。

結果はお察し。たましこは「現代社会の普通のサラリーマン」なので、残業もあります。定時上がりが不可能な職場とかそういうのではなく、仕事のキリが悪い状態がとても嫌で、しかも定時ギリギリにキリがよくなることも希でした。
大体家につくのが夜の9時前位でした。早いか遅いかは人によって感じ方が異なると思います。たましこにとっては、「これが普通」です。
学生時代の創作をしていたたましこにとっては「遅すぎ」だと思います。毎日定時上がりして創作するぞ!と息巻いてた私はもういません。定時に価値を見いださなくなりつつあります。

ただ、間違いなく仕事は楽しいです。

する必要がない

もう、キャラクターは数多く産み出しました。キャラ作りまでしたのはおよそ30体、ガワだけ作ったのは100体位だと思います。

「作るのは時間がかかるし、今までの作品の設定をもっと作り込もう」と考えました。

しかし、その後たましこは気がつきます。外見を披露する場は数多くあれど、そのキャラクター性まで表現する場は殆どないという事に、です。披露する場のない創作にも価値はありますが、遊ぶ時間を削ってまでやるものかと言われれば、Noでした。

固定客がいない

売り買いをするわけではありません。単純に「次を楽しみにしてる人」がいませんでした。

けして悪い意味ではなく、新しく会う人が多いという意味でもあります。

なので、私にとっては飽きるほど見たモデルでも、相手からしたら新鮮なモノになるのです。この考え方だけは失ってはいけないと自分で思っています。

むしろ、この考え方を持ってるからこそ既存のキャラクターを濃くしていこうと思ってるのかもとコレを書きながら考えてます。

発信する側でいようと思わなくなった

昔は「自分の作品をみてもらうんだ!」と意気込んでいました。小さい頃から物作りが好きで、RPGツクールにドはまりしたりどうぶつの森の仕立て屋に籠ったりしていました。自分が作った物を見て貰えるのはとても嬉しいし、何より楽しかったのです。

もちろん、今でも創作は楽しいです。しかし、発信するよりも、他人の創作を見る方が手軽で楽しいと、いつしか思うようになってしまいました。


たましこの考え

周りにいる人のレベルが上がったり、交流の環が大きくなったのもあると思いますが、私は自分の創作に劣等感を抱いたことはありません。私の創作は私のベストであり、それ以上でもそれ以下でもありません。

全力を出す人は美しいのです。私は誰よりも私の作品に美しさを見出だしています。

芸術は、センスと努力の塊です。全力の美しさを忘れずにこれからも生きていこうと思います。

たましこ

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