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大豆の除草剤について

まずは簡単に今回の流れを。ブームスプレーヤでラクサー液剤→パパット細流でラクサー粒剤→一部トレファノサイド粒剤でキク科雑草だらけに→来年はラクサー粒剤かエコトップ粒剤。あと試験的にヘアリーベッチ。

うちでは2年前から「パパット細粒」っていう播種同時除草剤散布器で基本ラクサー粒剤を使ってます。それまでは播種後ブームスプレーヤでラクサー液剤の散布をしていました。ブームも購入当初は最高に効率も上がるわ、効果は安定するわでよかったんですが、高齢化と人手不足にはまだまだ勝てず。

やっぱり液剤の方が粒剤よりも効果があるですが省力化のためと人手不足でパパット細粒を使ってみたところ最高でした。一人で24町歩を播種できるので。ただ粒剤の方が割高なためラクサーよりも安いトレファノサイドを使用したところアメリカセンダングサがハンパなく生えて来年はラクサーに戻します。今年の草の手取りは地獄でした。。。耕起前の除草剤ですがラウンドアップを近年は使ってたのですが、枯れた草はなかなか耕起するのに大変だししかも枯れ草絡んで播種がうまくできなくなったり。草が小さいうちにラウンドアップをかけてもいざ大豆播種始める時には新しい草が生えてきていたりで結局高速で耕起を浅く播種までに数回かける方が安定している感じがしてます。秋田の大豆播種は田植え直後から梅雨が始まる前に終わらせなければならずハードスケジュールです。

あとヘアリーベッチって石灰窒素のもつシアナミドをかなり含んでるらしく、緑肥をちょっと馬鹿にしていた自分がいたのですが、考えを改めて使ってみようかと。シアナミドはタネを発芽不良にさせたり虫を退治したりといろんな効果があるみたいだし。石灰窒素って臭いでしょ、刺激も強いでしょ使いたくないんすよ。。ってことで来年度もすべきことが満載で楽しみです。

ラクサーはロロックス(リニュロン)とラッソーの混合剤で、エコトップはロロックスとフィールドスターの混合剤ですが、エコトップの方がロロックスの含有量が多いのでエコトップを来年は使ってみます。ロロックス粒剤の単体でもラクサーよりも含有量多いんですがエコトップとは同じ含有量なのでエコトップを試します。ちなみにリニュロン割合、エコトップが1.4%、ラクサー1.04%、ロロックス1.5%。

雑草ってあちらを退治できると、別の雑草がやってくるので追いかけっこ状態ですが必死に逃げ切るしかないのかなあと。

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ツユクサが少ないのが幸いです。ではまた!


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