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3月25日

母の家を整理し、我が家で使えそうな物や母が使っていたアクセサリー(もちろん母本人承諾のこと)を引き取った。
そこで思った。

いくら高額な物でも要らないものは要らないし、欲しいものは値段に関係なく欲しい、と。
父と母が使っていたベッド。まだまだ使える。モノもいい。でも、うちに入るスペースもない。私は布団がすきなのだ。毛皮のコート。私が着ると高利貸しのおばちゃん(あくまでイメージ)。壺。見せるための食器。両親には確かに似合っていたし、ふさわしいものであった。でも私にはちっとも似合わないのだ。

だからリサイクルできるものはしてもらい、残りはほとんど処分した。

捨てられないのは、思い出がくっついている物たちだ。

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