緊急投稿です。

1週間前私は「ここが正念場だよ、東京オリンピック」という記事を書きました。

内容としては、中止してほしいが、現時点で中止の宣言が出ていない限り開催されるよね、という内容でした。

ところが、昨日、あの西浦教授からオリンピックは1年延期すべきという発現が出てきました。

これは、大変驚くべきことで、中止派の私としては身震いしました。なぜなら、まがりなりにも厚労省感染症対策云々の、いわゆる政権寄りの重要人物の発言だったからです。

そして今日、ついに更なるビッグニュースが飛び込んできたわけです。

何と、菅政権の黒幕、ドン、親分、である２階氏の発言の中に「中止もやむなし」という文言が出てきたのです。

これは、大変失礼ですが、一般の国会議員や国務大臣の発現と比較にならないほどの重みがあります。オリンピック担当大臣である丸川珠代氏よりも数百倍の重みがあるのは、日本国民であれば当然わかることでしょう。

そして、ほぼ時を同じくして、英国の権威ある医学雑誌BMJからも今夏のオリンピックは再考されるべきとの論文が発表されました。

https://news.yahoo.co.jp/byline/takahashikosuke/20210415-00232759/

さあ、東京オリンピック中止に向けて内外からじわじわと詰められてきた感が出て参りました。最後に宣言するのはどの政治家の口からなのか？その方は袋叩きにあうのでしょうか？その方がかわいそうな気もしますが責任や立場ってそういうものかもしれませんね。東京オリンピック中止や否や、ビッグイベントの動向に目が離せなくなってきましたね。

最後に、本当はこれを言いたかったので、言わせてください。もし、逆に丸川大臣が先に「中止もやむなし」と発言したら、２階氏を始め、政権の重鎮はどう反応されたでしょう？ということです。

おそらく、２階氏や菅総理や加藤官房長官や安倍元総理や森元会長やその他自民重鎮は「相当な相当な相当な（３回言いました）不快感」を示したという記事がでてきたことでしょうね。「あいつ、下っ端のくせに俺たちに相談もなく勝手に言いやがって」、みたいな。さらにその裏には「あいつ”お●な”のくせに生意気な」、みたいな。

私は、丸川大臣にはオリンピック担当大臣であれば、凛として、中止の場合のことも含め、国民目線に立って、そのような場合は毅然として中止について言及すべきと思います。しかしながら、実際は重鎮の顔色を伺うしかない、これが今の日本の情けなさです。残念ですが、女性蔑視も多分に含まれているでしょう。森元会長の辞任騒動のまさに根本であるのですが、日本社会が、爺さん連中が、一朝一夕で女性に対する考え方が変わるとはとても思えない。これがいまの日本です。

一方、女性である丸川氏も大臣の座というか自民党内のポジションに縋り付いている感が露骨で、女性大臣なのに相当情けないなと思う次第です。丸川大臣よ、女性の地位向上のために本気で頑張って下さいよ。ですので、私としては丸川大臣にへらへらするんじゃなくて、「なに２階のヤツ、私に相談なしに中止についていってんのよ。ふざけんじゃないわよ！」と感じてほしいですし、メディアに対して「私は中止について一切聞いておりませんし深いです！！」と本気で不快感を出してほしいのです。ここが日本における女性の地位向上についての正念場な気がします。丸川大臣頑張ってください！！