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【会社の寿命を縮める】フラットな関係を勘違いしてはいけない

こんにちは!
どーも!ゆ〜せ〜です!

今回は、フラットな関係を勘違いしてはいけないという話をしていきたいと思います。

私の周りでは、フラットな関係を望んでいる人たちが多いです。
今日はそのフラットな関係を望んでいる理由とメリットデメリットを見ていきます。

この記事を読んでフラットな関係について理解し、うまく利用していってほしいなと思います。

フラットな関係が好まれる理由

しばしばフラットな関係は好まれます。
その理由はシンプルで、フラットな関係だと上司が同僚といった立場になり、友達感覚でコミュニケーションが取れるからです。
友達だったら理不尽なことをされたら拒めるし、文句を言うことだってできます。
世の中はそんな上司も少なくありませんから、そういう人に対抗できるのは良いと思うのでしょう。

しかしながら、会社というのは1つの組織で、その組織はフラットな状態で敷かれているのではなく、ピラミッド型になっています。
つまり、会社内で上と下がはっきりしているということです。

フラットな関係が好まれる理由はお分かりいただけたかと思いますが、会社がフラットな関係になると、会社という組織の原則を壊そうと言っているのと同じなわけです。

フラットな関係は会社の寿命を縮ませる

少し例を見ていきましょう。

例えば、友達関係のようなめちゃくちゃ仲の良い上司の田中さんと部下の佐藤さんがいたとします。
前日は2人で飲みに行って、遊んで帰りました。
次の日、部下の佐藤さんが大きなミスをしてしまって、お客さんからクレームをもらっているということが分かりました。
そのときに、昨日まで仲良いということを忘れて上司の田中さんは部下の佐藤さんに厳しく注意できるでしょうか?
つい甘くなっちゃうのが人間ですよね。
ここまではめちゃくちゃ悪いということではありませんが、会社内に仲の良い悪いが存在すると評価に悪影響を及ぼすという問題が出てきます。
上司が部下に対して仕事の結果とは関係なく、自分との仲の良さで評価するようになります。
これは、派閥ができることにつながります。

このフラットな関係がピラミッド組織の原則を壊してしまう可能性があるということです。
実はフラットな関係は、会社が数十人とか人数が少ないうちは問題にならないこともあります。
なぜかというと、社長がしっかりしていれば何とかなるんです。

しかしながら、100人くらい超えてくる大規模な企業になってくると、仲良しサークルみたいな会社はだんだん機能しなくなります。
会社というのは一定の緊張感があって、みんなが目標・目的に向かって力を注ぐことのできる組織であるべきです。

ディスカッションのときはフラットであれ

フラットな関係は会社という組織を壊しかねないという話をしました。
しかし、ディスカッションのときはフラットな関係であるべきだと私は思っています。
それは、ディスカッションのときに、上下関係があると、下の部下側が意見をできないことがあるからです。
自分が良いと思ったアイデアや主張があったら、嫌われる勇気を持って意見するべきですが、100%否定されると分かっていると誰も意見しません。

なので、ディスカッションのときは建設的な意見をするのであれば、フラットに話せる環境を作るべきです。

これはピクサーの映画作りでも利用されています。
フラットな関係をでディスカッションすることで、より良い作品を創るという全員のミッションを叶えるための行動になるというわけです。

今回は、フラットな関係を勘違いしてはいけないという話をしてきました。

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