田中リョウ

言いたいことを言うのだ。 Twitterはただのオタク垢。

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ポカリの炎上案件に群がるその他大勢に思うこと

高校時代いじめに遭っていた友人は、主犯ではなく周りにいたその他大勢が許せなかったと語った。 元々仲の良かったいじめの主犯格と仲違いをした友人は次第に疎遠になり、主犯格と話すこともなくなっていったそうだ。そこまでならただの喧嘩別れでしかなかった。 すると今度は主犯格の取り巻きが彼に嫌がらせをするようになり、ついには関係のないクラスメイトたちまで彼を無視し始めた。彼はいつの間にかクラスで孤立していた。 クラスメイトの一人を捕まえてなぜ無視するのか問い詰めるとこう答えたという

    • 父と、時刻表は旅をする

      父は時刻表を読むのが好きだ。 こんなことを言うと「読む?時刻表を?」といったような反応をされそうだが、現に父は今日も時たま時刻表を開いている。 母によれば父は昔から電車旅が好きだったという。若い頃は時刻表を片手にリュックを背負って鈍行を乗り継ぎ、その足で山歩きなどよくしていたのだそうだ。去年コロナが騒がれはじめる直前には、納沙布岬だか宗谷岬だったかで極寒の冬を体験してきた。いい年してすごいバイタリティーだ。 トンネルか何かの前で撮ったらしい写真 防寒具のせいで戦時中の亡

      • 【ネタバレ】シン・エヴァンゲリオンで面白かったシーンベスト5

        そこそこ期待に胸を膨らませながらシンエヴァを観てきたわけだが、面白いシーンが予想以上に多かったためランキング形式で発表していきたいと思う。 知識勢ではなく考察とかは一切してないので注意されたし。 第5位・ゲンドウビーム トップバッターはなんと言ってもサイクロプス化したゲンドウの目からオプティックブラストが出たシーン。オプティックブラストが分からない人は以下を参考にしてほしい。 顔面に銃弾を食らったゲンドウが脳漿を拾って穴の開いた後頭部に戻す姿も「戻さなくても元気そうなの

        • 成果を求めて後戻りできない選択をしてしまう人へ

          「成果を得たいなら自分を追い込むべき」というのは、昔からそこかしこでよく聞く言葉だ。 確かに人間は意志が弱いものだし、この考え方そのものは意志をコントロールするため理にかなっていると思う。 実際に勉強や作業をするとき、スマホなど余計なものを手元から排除してそれ以外のことができない空間に身を置く方が効率が上がったりするのは、この一例だろう。(僕が実践しているとは言っていない) しかしながらこの言葉が使われるとき「後戻りできない場所まで自分を追い込め」という意味合いで誇張され

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          ペットボトルのウーロン茶が凍らない程度の寒さ

          2/24朝の写真である。どうなってるんだ世界。 東方シリーズの『◯◯する程度の能力』という紹介がちょっと好きだ。時を操ったり魔法を使ったりとめっちゃすごい能力なのに『程度』と評してしまうのがカッコいい。 僕だったら『誰も読まない文章を書く程度の能力』だろうか。本当に『程度』という表現が似合っていて少し凹む。 ところで今日は最低気温も‐3℃程度で通り雪といった感じだが、12~1月には‐10℃を下回ることもあった。 嫁はサントリーのウーロン茶が好きでペットボトルの中身が残っ

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          3.11から10年が経つらしいので当時アイドルマスターの沼にハマった話をします

          3.11からもう10年が経つらしい。 先日は久方ぶりに大きな地震がありましたね。うちはほどよく山に面したギリ平地で海も遠いので土砂崩れや津波の心配もなく、お陰様で大したことはありませんでした。大きい被害に遭われた地域の方には復旧をお祈り申し上げます。本屋とか地獄だろうな。 さておおよそ9年と11か月前、大学生だった僕は当時暮らしていたマンションの自室で3.11震災を経験した。 確かPCでネットサーフィンをしていたときだったか。激しい揺れを感じてとるものもとりあえずPCの

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          大きなゴミを背負って生まれてきた人へ

          昔から鳥頭で飽き性だ。 仕事もプライベートでもなんやかんやすぐ忘れるし、メモを取ればメモをどこに置いたか分からなくなる。スマホのメモは整理されないままいるものもいらないものも煩雑に混ざり合ったシチューのようなもので、8割がた見返すことはない。 スマホのカメラすら大して使っていないのに一丁前に買った一眼レフは、寒くなってわざわざ取り出すのが面倒になった。YouTubeでも始めてみるかと作ってみたチャンネルは投稿動画4本のまま半年以上が経過している。 ここまで酷いならもしや

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          立派なうんこが出た日は無敵になれる、そうだろ?

          下腹部の疼きを感じてトイレに行くと案の定、モリモリとうんこが出た。 近年胃腸の調子が思わしくない僕の草むらは、もっぱらベトベターのようにビチビチか、ツボツボのように堅牢なポケモンしか飛び出してこないのだが、今日は珍しく御三家も顔負けの立派なバディと出会うことができた。もちろんハイパーボールも真っ青の高級ダブルロールで優しく捕獲してやる。 立派なうんこが出ると実に気分がよく、無敵になれる。 つまりはスイッチが入る。トリガーと言ってもいい。 こういう日はどんな仕事もうまくでき

          立派なうんこが出た日は無敵になれる、そうだろ?

          こんな実写化ならなんどでも観たい。『さんかく窓の外側は夜』レビュー

          大学生のころ付き合っていた彼女がヤマシタトモコのファンだった。 当時は短編集のBLコミックス(ちゃんと男×男の絡みがあるやつ)が数冊出ている程度で、特にBLに抵抗がなかった僕はその内の一冊を手に取ることになる。卓越した言語センスに一瞬で魅了された僕はヤマシタ教の門をくぐるのであった。 それからというもの、彼女と別れてからもBL作品、青年誌の連載問わずすべて追いかけてきた。今冬に実写映画化された『さんかく窓の外側は夜』は、その中でも傑作の部類だと思う。 キャストを見れば錚

          こんな実写化ならなんどでも観たい。『さんかく窓の外側は夜』レビュー