大山(たいざん)5
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パンがしっかりしていて白身が大きく残っている。
コンビニのそれの方が好きかもしれない。
松屋のチーズ、よく分からないグニグニであることを忘れて毎回頼んでしまう。
ハンバーグが柔らかくて口の中でほどける。
普通盛りで頼んだが、よく噛んで食べるとお腹いっぱいになった。
来てる、身体の変化。
2ヶ月くらいサボったが、嫌がる本能を理性で抑えつけてジムに来た。
スープはゆずの香りが強めで、味は麺をすするだけだとあまり分からない。レンゲで飲むと甘めの鯛だと感じる。
今年の目標は「よく噛む」なので麺をゆっくり噛んで食べてるんだけど、
麺ってこんなに味するの!?
噛み続けてると小麦とスープが口に広がって、なんか良いものを食べてると感じる。
鯛の胡麻茶漬けを食べる。魚を食べるのは去年以来だ。
刺身、うめー。胡麻タレに漬け込んではいないっぽい。
茶漬けのスープ、ラーメンのスープに比べシンプルで、炙った鯛の香りがする。
食べながら感想をメモすると細かく書けるけど行儀が悪いね。
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自衛隊が好き?コンセプト?の店で、戦車の上部を外すと中からカレーが出てきた。
味は普通に美味しかった。
味が濃い!
もう歳なのだろうか……。
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ラーメンを食べに外出した。
通りがかった公園に気になるものが。
え、ベンチに黒い本が置いてある。
GUCCIのデスノートじゃねえか!
GUCCIのデスノート……?
『少女ファイト』というバレー漫画に出てくるラーメン屋さん。
すすった瞬間に感じる酸味が類を見なくて好きだ。
上のニ件も『少女ファイト』内で出てくる。いつか食べに行きたい。
用事は済ませたので腹ごなしに歩く。
私だったらどれみふぁ空地(あきち)と名付けたい。
「え、あの有名演歌歌手の長男がネームバリューでやってる店?」と思って調べたら、それは細川たかしだった。
ここだけ異空間で面白い。
小竹向原駅から江古田駅に歩いたが、徐々に一軒家率が上がっていた。
町ごとの特色ってやっぱりあるんだな。
それでいえばこの近辺は公明党員のポスターが多かった気がする。
ポスターの内容と貼り出してある区域から公明党のターゲット層が分かって面白い。
近所のコンビニもスーパーも駆けずり回ったけど見つからなかったものが江古田のファミリーマートにあった。
11月に売り出した商品だから、もう完売してしまったかと諦めていたので嬉しかった。
ブラッシュアップライフ
今日は電車移動が長かったが、『ブラッシュアップライフ』というドラマが面白くて退屈しなかった。
勢いに乗って一日で全部観てしまった。
元々ありっちゃありスパークで話に出てて面白そうだと思っていたらNETFLIXにあがっていたのだ。
女友達や同僚と話すパートが完全にバカリズムの世界観で楽しかった。
ストーリーも激しすぎず、先は観たくなる感じで良かった。
同じくバカリズムが脚本の『架空OL日記』も名前だけ知ってて観られていないので調べたらHulu限定だった。Hulu強いぜ。
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ダーウィンズゲーム
最終巻である30巻が最近出たらしく、二十巻まで無料キャンペーンをやっていたので読んだ。
『アプリを開いたら人殺しゲームが始まった』系の能力ものだが、一個一個の展開が早いしダレることなく最後まで走り切った良作だった。
面白かったので残りも読んだ。
最近の物語の展開の広がり方にはパターンがある気がする。最近の漫画に限ったことではないのかもしれないが。
能力ものであれば、巻き込まれて能力を得て、能力を使いこなして、能力を与えた者と戦って、最終的に能力を失う。
文化が発展するとウケやすい形が定まってくるのだろうか。あるいはSNSがもたらしたヒットへの道筋なのか。
『スパイ』『女子高生』『妖怪』『忍者』などを要素に含まない最近のヒット作をあげよ、みたいな意地の悪い投稿をSNSで見た気がする。
漫画はパフェと似ていて、メニューに載ってる名前でどれだけお客さんの気を引けるか。そのためには多くの人が好む果物を添加する必要がある。
みたいなことなのだろう。
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器をひっくり返すとUFO(灰皿型)に近い形をしている。
うまい太い大きいの頭文字からUFOになったというのは後付けで、器の形からこの名前になったのかも知れない。
ひっくり返したせいで床に落ちた麺は水で洗って食べた。
かまみくというラジオが好きなのだが、そのパーソナリティの片方がしばらく育休を取っていた。
本日育休明け一発目の二人のラジオがあがったのだが、やはり面白い。
嬉しくなって、かまみくリスナーと面白いねーとお話ししたりした。
鴨系?脂が深みを出していて、醤油ではあるが淡麗系ではない味わい。
チャーシューもメンマも美味しい。
和え玉を食べる時、毎回「思ったよりお腹いっぱいになるな」と思っている。
友人がティラミスプリンが美味しいと言っていたので買った。
ティラミスプリン、めちゃくちゃ美味しい。
プリンの上にティラミスがのっているのだが、どちらも柔らかくて美味しい。
ティラミスとプリンを一緒に食べると質の違う柔らかな歯応えと控えめな甘さが口に広がる。
かなりおすすめだ。
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この記事で「中腹までなら初心者でも登れる」と書いてあったので、
初心者でも登頂できらぁ!と反骨精神で伊勢原に向かった。
ゆっくり登れば夜景も見れるかも、とケーブルカーの車窓からの夜景に期待してフリーパスを買った。
結論から言うと、夜景も見られなかったしケーブルカーにも乗られなかった。
妄想のフリーパスである。
葬送のフリーレンみたいに言うな。
12時にケーブルカー最寄りのバス停に着いた。
車内ではハリーポッターと炎のゴブレットを観ていたので、記事中に書かれていた落語が流れていたかは分からない。
ハリーポッターとアズカバンの囚人までしか観てなかったけど、炎のゴブレットも面白いね。
バス停からケーブルカーまでも結構距離があった。
図の中央のルートで下社まで向かい、16丁目を通るルートで山頂へ向かう。
自販機ありません!の遠近法なんなんだ。
ケーブルカー乗り場を越え、『男坂』『女坂』の分岐点に来た。
記事中では男坂がきついと書いていたので、男坂を通ってみる。
お分かりいただけるだろうか。
異様な傾斜の階段だ。
ステップ部の幅も狭く、足上げがしんどい。
階段を二セット越えるだけでこの高さだ。
この傾斜が三十分続いた。
本当にしんどかった。冬の体育の持久走の息の上がり方だった。
この感じがもう一セット続くと言われたら帰っていたかもしれない。
それでも、とりあえず阿夫利神社下社に着いた。
そもそも獅子山という言葉を初めて聞いた。
一応調べてみたけどやはり辞書などには載っていなさそうだ。
登頂も後半に入る。
心を摘む戦いだ。
天狗が鼻を突いてあけた穴、だそうだ。
なるほど。
あまり人類を舐めるなよ。
こうしてやる!
二時過ぎには着いていたと思う。
道中はそれなりの整備しかされておらず、岩に手をついて登る場面もあった。
それでも男坂の方がきつかった。
大山に登られたい方はケーブルカーか女坂をお勧めする。
帰りは見晴台を経由して阿夫利神社下社へ向かおうと思う。
そこからケーブルカーで往復していたら夜景が見える時間になるという算段だ。
よし、下山だ!
大掃除怠惰な夫の不動尻
大掃除大山俳句ができた。
動カザルコト尻ノゴトシ。
ここまでハリーポッターシリーズを聞き流しながら歩いてきたのだが、この地蔵にたどり着いた時点で私が予定していたルートから外れていることに気づいた。気を抜きすぎたのか。
とはいえ来た道を登る元気は最早なく、ケーブルカーと夜景を諦め目的地を温泉に変更した。
二重滝に行かねばならなかったが、曲がり損ねたらしい。
図があると分かりやすいね、己の失態が。
目指した場所があんなにも遠く……。
間伐が行われないので一本一本が細く均等に並んでいるのだろう。葉が日を隠すので薄暗い。
この辺りで気づいたが、ほとんど人が通らない。寂しいルートを選んでしまった。
少し心細くなりながら歩いているとパラパラと音がした。ヒョウが降り出した。
三時半なのに薄暗いなと思ったら天気も悪かったのか。
傘くらいしか持ってきていなかったので焦った。本当に遭難するかもしれない。
力の入りづらい足に鞭打って歩き続けるとようやく車道に出た。
携帯の電波がつながるようになったので温泉の営業時間を調べると、そもそも日帰り入浴は二時ごろまでしかやっていないらしい。
ただひたすらに遠回りをして人里を目指すアホになってしまった。
明るそうに見えるがこの後すぐ雨が降った。
勢いよくヒョウが降り出したので雨(?)宿りさせてもらっていたが、ホグワーツレガシーのゲーム配信を見ていると雨が止んだ。
ぐちょぐちょになった靴と冷えた体を山おろしで凍らせながら、それでも面白い配信にニコニコしながら二時間くらい最寄りのバス停まで歩いた。
体をガタガタ震わせながらバスに飛び乗りラーメン屋に入った。
吉村家の息子さんがやっている店。
意外とさっぱりしていて美味しかった。
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筋肉痛がバキバキだ。
残しておいた寿司を朝ごはんとした。
髪を切りにいった。
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