2019/11/9 灯火

今日はたくさんの人に出会った一日。

色々感じたことはあったけど、特に印象的だったのは、就活しかり、何かに打ち込んでいたり真剣になっている人の目は素敵だなと感じたこと。臭いけども、真剣に話を聞いている人の目は何か灯っているように見える。

そして、人と会って話をすることで、自分の考えていたことがより整理される。今日もそんな瞬間が多かった。これまで(今でも少しそうだが)一人で考え込んでしまうタイプだ

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小説『灯火』⑨【了】

⑨私たちには未来がある

「あ、あそこあそこ。あっちゃん、空いたから座ろう」

 私と学さんはクレープを片手に、ちょうどふたり分の空間が出来たベンチにそろって腰を下ろした。

 都内の水族館を楽しんだ後で、同じ建物内にあるクレープ屋さんへ向かった。びっくりするほど賑わっていたので並ぶのは諦めようかと思ったものの、後ろ髪を引かれて結局私たちは並んでしまったのだった。

「クレープの香りは、魅惑的だよ

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わたしもスキ、です☆
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小説『灯火』⑧-4

朝から小雨が降っていた。

「本日は雨の中、ご参列いただきましてありがとうございます」

 野田幸一郎が、ひとりひとりに頭を下げている。

 先ほど、棺の中の京子さんの顔を拝見させてもらい、「ああ」と思わず声が漏れた。感嘆のあまりにではなく、安堵に近い意味での「ああ」だった。入院中、彼女が痛みや苦しみを訴える姿はあまり目にしてこなかったけれど、闘病にあたりそれらは避けて通れなかったはずだから。故人

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スキありがとうございます♪
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11/2現在:noteに掲載している小説『灯火』を⑧-3まで投稿し終えました。
急ぎ足で更新してきた本作品も、後2回で完結予定です。残りの2回は間を置いて更新したくないので、同日に投稿しようと考えています。恐らく月曜日の投稿になるかと思いますので、最後までよろしくお願い致します!

ありがとうございます☆感激!
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小説『灯火』⑧-3

翌日昼の休憩を終えた私は、それまで受付窓口に立ってくれていた先輩に代わってカウンター内に入り、患者さまの対応をしていた。

 間もなくして、こちらから見て左側、病院の出入り口から長身の男性が駆け足で入ってくるのが視界に入った。

 ──あれ、野田くん?

 咄嗟に思う。
    男性は病院内に足を踏み入れるなり、一目散にエレベーターがある方向へと走って行ってしまったため、よく顔が見えなかった。

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小説『灯火』⑧-2

一日空けて京子さんのお見舞いに行った私は、心底後悔した。
 私の顔を見るや否や、京子さんは私の手を握りしめて大粒の涙を流し、何度も「あかねちゃん」と名前を呼んだのだ。

 それまで特段、彼女に取り乱した言動が見られなかっただけに、私は今更ながらはたと思い出させられる。京子さんが、一秒一秒と闘っている現実を。「死ぬこと自体は怖くない」と以前言っていた京子さんの言葉に偽りはないのだとしても、目に見えな

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小説『灯火』⑧-1

⑧この灯火を絶やさない

 あ、ひぐらしが鳴いてる。

 気づいたときには、職場のカレンダーも九月になっていた。目の前の一日一日に夢中になっていると、「一週間なんてあっという間」と毎週同じ感想を口にしている。

「谷口さん、最近よく声が出るようになったわね」

 主任から先日、お褒めの言葉をいただいた。自分でも何となく実感していただっただけに、嬉しさで顔をほころぶ。

 仕事に慣れてきたとはいえ、

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10/28現在:noteに掲載している小説『灯火』を①〜⑦まで投稿し終えました。本作品は⑨をもって完結予定です。
初めて作品を投稿するゆえ、更新のペースが不規則だったのを反省し、次作を掲載する際は焦らずに決まった曜日に更新するなどの決めごとを作りたいと思います(T_T)

わたしもスキ、です☆
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小説『灯火』⑦-2

「おばあちゃんの家がね。あ、隣座ったら?」
「あ、はい。失礼します」

 言われるがまま、私も隣のマッサージチェアに腰を下ろす。せっかくだから、ポケットから百円を取り出して起動させた。

「まさか橋本さんとこんなところで出くわすなんて、びっくりです」

 私の中の橋本さん像が少し崩れる。悪い方にではなく、好感が持てる良い方に、だ。休日はエステやヘアサロンで優雅に過ごしていそうなイメージがあった。

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小説『灯火』⑦-1

⑦至福のひととき

 熱帯夜が続く。
    昨年クーラーを購入する余裕がなく、扇風機で夏を乗り切った。来年の夏までには買えたらいいな、という願いも虚しく再びこの季節が巡ってきてしまった。

 毎年熱帯夜が叫ばれつつも、それが原因で寝つけない苦労をした経験はなかった。
    ところが、今年はどうだろう。アイス枕をして、脇に保冷剤を挟んだりしながら、何度も寝返りを打たなければ睡魔は訪れない。
 

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わたしもスキ、です☆
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