『神様でさえ、微笑みかけてくるような笑顔を・・』

「笑い」について考えます。


「腹が減ったら歌え。傷ついたら笑え」


「神は朗らかな者を祝福し給う。

楽観は自分だけでなく他人をも明るくする」

 
この二つの言葉は、ユダヤ民族の知恵を集めた

『タルムード』の中にある言葉です。


私は以前に、大変、ツラい時期を過ごしたことがあります。

この言葉は、その時に出会いました。

大きな逆境の中で、苦悶の日々を過ごしていました。

不透明な将来への不安に、押し潰されそうになっていました。

やることなすことがうまくいかず、自信を失っていました。

しかし、ナポレオン・ヒル博士の『成功哲学』を読んでいたので

「この経験は必ず何かの役に立つ」と、何度も何度も

自分に言い聞かせて毎日を必死に生きていました。


そんな時にある方から言われた言葉が

「笑いなさい!」

「笑顔を絶やさないように!」でした。

「幸せな時に笑えるのは誰でもできる。

ツラい時に笑えてこそ、一流だよ」

「いや、ツラい時こそ笑いなさい!」

この言葉に後押しされて、早速、実行しました。


どんな状況でも、笑顔だけは絶やさないようにと努めました。

いや「笑顔がなくなったら終わりだ」と何度も何度も言い聞かせ

最初は、ぎこちない「つくり笑い」をしていました。

すると、少しづつ「笑顔」が自然と出るようになり

周りに変化が起き、自分を取り巻く環境が変わり始めたのです。


この経験が、今の私を形作ったことは間違いありません。

また、私の「心の幅」を圧倒的に広げてくれました。

「精神的強さ」の礎を育むことも出来ました。

そんな状況の時に出会った言葉が

先人の智慧である冒頭の言葉です。

この言葉に触れて、確信を持ちました。


「やせ我慢でも何でも構わない。

どんな状況でも、とにかく『笑う』こと」

神様でさえ、微笑みかけてくるような「笑顔」を持つ。

これが、素晴らしい人生を送るための

最高の秘訣なのだと確信を持ちました。


ですから、私は今でも、ツラい時は「笑いなさい!」

人に会う時には「今、最高の笑顔をしているか?」と

自分自身に語りかけます。

皆さんも、いかがでしょうか。


「言葉はちから」です。

その口にした言葉によって、

私たちは「笑う」努力を始めるのです。

その「つくり笑顔」が、時間とともに「本物の笑顔」になるのです。

すると、自分の周りの環境は変わり始め

チャンスに恵まれ始めるのです。

そして、楽しく幸せな人生を歩ませて頂けるのです。


だから、今日も、

「言葉のちから」を信じて、

ツラいこと・・、苦しいこと・・があったら

明るく、元気に

「今、最高の笑顔をしているか?」

「笑いなさい!」の言葉を口に

ウキウキ、ワクワク「つくり笑い」から始めましょう。

その笑いで、自分の周りの環境を変えていきましょう。

すると、チャンスに恵まれ始め

楽しく幸せな人生を歩ませて頂けるでしょう。

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