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音楽と僕(HANABI編 歌詞編)

僕は仕事もしているが、趣味で音楽も作っている。
kinkiboyzというバンドで、作詞作曲と歌まで歌っている。


そんなバンドの曲でも「評判のいい曲」として、HANABIという曲がある。

今日はそんなHANABIという曲について、歌詞と楽曲の構成についてお話したい。

聞いたことない方は、こちらからご視聴を。
よろしければチャンネル登録もしてね。

歌詞の世界感

この曲は、「お互いなんとなく意識している二人が、夏の花火デートにいく」という話だ。

設定的には高校生くらい。
彼女は「白い浴衣に、朝顔の柄」、そんな彼女との花火デートだ。

少し長くなるが、歌詞を書いておきます。

HANABI 歌詞

ゆらゆら 揺れる川面に きらきら 光る景色が
このまま 夢みてるよな 時間が 止まれば いいな
笑って ひらりと浴衣 慣れない 鼻緒の痛み
あなたが 手を取り歩く 離れぬように強く

白い浴衣に 踊るアサガオ
どんな色にも 染まってゆくから

咲いたHANABI 赤青黄色に
色を変えて、美しく散る
胸に響く、鼓動のリズムは
あなたへの想いですか?

綺麗と 目も合わせずに あなたは 小さくつぶやく
わたしは 聞こえないふり あがる花火をみてた

少し汗ばむ 絡ませた指を
強く握ってくれた あなたが

咲いた HANABI 頬が紅色に
染まったのは、空のせいだと
伸ばした手の 隙間から見えた
輝きがまぶしすぎて

光る HANABI。。。

咲いた HANABI 二人を照らして
夏の汗が、赤青黄色
帰り道の 鼓動のリズムも
あなたへの想いですか?

あなたの想いですか

彼としては、このデートの最後に彼女に思いを伝えたい。
彼女にとっても、このデートでは何か彼からあるのか?
そんなもどかしい、まさに甘酸っぱい青春の一ページであるが、、、

物語はどうなるのか?

曲は最後、こんな歌詞で終わっている。

咲いた HANABI 二人を照らして
夏の汗が、赤青黄色
帰り道の 鼓動のリズムも
あなたへの想いですか?

お互いの鼓動が花火の下、高まるものの、このあとどうなったかについては書かれていない。それについては、曲を聴いた人の創造に任せたい。

作詞者の念

この曲の歌詞は、先にサビの「光るHANABI」のメロディーができていたので、そのままHANABIをキーワードに広げていった。

ここで、どんな話にしようか悩んだ僕は、こう考えた。

高校時代にし損ねたことを、曲にしよう。

僕は高校くらいの時には浴衣の彼女と花火デートをしたかった…。
しかし運命のいたずらか、男子校に進学し部活に明け暮れたために、その夢は実現しないままだった。

そんな「できなかった」ことを、歌詞として書いたのだ。
なお、相棒のギターからは、あっさりキモイと言われた

MCでお客が失笑

以前、このコンセプトの話をライブでしたところ、軽く客も引いていたw
一応フォローしないとと思い、こう話した。

「ぼ、僕が浴衣の白井麻衣とデートする、そんなことを想像して作りました!」

見事、逆効果である。

、とはいえ、とはいえだ。名曲です。ぜひ聞いてください。
次回は、この曲のアレンジや構成についてお話します。

→つづく


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