貫通石の話

名刺の大きさくらいの木箱を頂いた。
蓋には「難関突破石」と書かれてある。
開いてみると四角で綺麗に磨かれた石が入っていた。
聴くと関西電力の事業で飛騨白川の加須良川から南砺市境川ダムへ導水し、発電能力を高めるための導水路トンネルの貫通した時の石だという。

一般的には「貫通石」というらしい。
そういえば利賀ダム関連道路のトンネル工事の貫通式に出席した時にも石を樹脂で固めたペーパーウエイトを頂いたことがある。

貫通石とは?
「貫通石とは、トンネルを掘削して全線貫通するときに最後に掘られた貴重な岩片です。トンネルが貫通すると、真っ暗闇の中に燦々と陽の光が差し込んで道が開けることから「燦(産)道」が開けるとして「安産のお守り」として、また、破砕帯や予期せぬ異常出水などの危険な数々の難関を突破して貫通したトンネルの貫通石は、「難関突破のお守り」あるいは「意志(石)を貫くお守り」として、入学試験合格や大願の成就など、貫通石を持つ人それぞれの願いが託されるようになりました。」とネット上に書かれていた。

特に今回の導水トンネルは二本の断層があり。延長1200mの90%が岩盤が緩く難工事だった。
難工事であればあるほど貫通石の価値が上がる。

「意志(石)を貫き通す」という意味もある。
私に頂いたということはこのメッセージが強いのだと思う。
私たち政治をさせて頂ける者にとっては大変重要なメッセージだ。

しっかり。その意味を大事に机の上に置いておこう。

もし、ご懐妊中に市長室にお越しの際は是非握ってみて下さい。




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