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一流の田舎を考える。ローカルサミット

10月26日と27日
 地方を主役にした新たな暮らし方を考える「ローカルサミット next in 南砺」が全国から百名を超えるまちづくり実践者が善徳寺に集った。
市内から百五十名の市民も。
キーワードは「一流の田舎」。
吉澤政策参与が全国に展開したこのローカルサミット。
平成23年に一度南砺市で開催されている。
その時は東日本大震災後の地方を考えるきっかけとなった。
冒頭私から前回のローカルサミット宣言で記したエコビレッジ構想から住民自治の新たな手法や地域包括ケアの取り組み。
そして住民主体のファンドの設立やSDGs未来都市の認定などについて講演。
さらには太田となみ民芸協会長より「土徳」から「一流の田舎」へとの講演。
環境省中井徳太郎環境政策統括官に自立する地域が相互に連携し機能する「地域循環共生圏」の講義。
さらには日本総合研究所の藻谷浩介主任研究員の千年先の残る「一流の田舎」とは。
とそれぞれご講演を頂き、十の分科会に分かれてさらに深く議論をした。
ローカルサミットの凄いところは全ての参加者が手弁当で集まって、その場所、地域を通して日本の地方を考えるというところ。
今回も南砺市が進める新たなまちづくりの中で、そこに住む私たちがその土地の豊かな暮らしに感謝と誇りを持ち、信頼し合う志民と心豊かに暮らすことのできる「一流の田舎」を目指すことの大切さを再認識させて頂いた。

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