スピカ

六角形を濃くイメージして寝ていたことがあります。どこと繋がるのかは私が決められることではないので、どの星に行くのかな?という感じで、実験的に積極的に取り組んでいました。あるとき久しぶりに電車に乗って帰ってきました。もうずいぶんと、起きるため、あるいは地球に帰るために乗り物に乗ることはなくなっていたので、おそらくあまり通い慣れていない星に行ったのだと思います。通い続け一体となった星とは距離が意識されないので、乗り物が必要ありません。

帰りの電車は、はじめは商店街や川沿いの道の印象で、屋台が並び、ベンチに座ったところで電車に変わっていました。私の夢の場合、この商店街と川沿いの道、お祭りの屋台のイメージがはっきりと重なり、レイヤーのようになることが多く、つまりこの三つに共通項があり、普遍的象徴として認識しているということです。この三つが象徴するものは天と地を繋ぐ筒で、三途の川を渡る船で、銀河鉄道です。

このときの電車は混沌さのない洗練されたサーカスのようで、表現しきれない色彩でした。私は歴史の本を読み、答え合わせをしながら、アニソンを楽しく歌っていました。このアニソンはスピカという歌詞が出てくることと、明るく華やかな感じが好きで気に入っています。どうやらスピカ帰りだったようで、左側にはあまり見慣れない白いおじいさんがいました。なぜ歴史の本かというと、スピカと地球の関係が古いからです。たぶん。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?