以前の夢では、都市開発のような大型工事をしている場所を抜け、新宿駅のようなターミナル駅に辿り着きました。周辺の工事が盛んでも、中心となる駅というのは変わらず静かなものなんだな、と思って見ていました。

中心軸というのは変わることがありません。ですが中心に対する周縁性、中心軸に対する左右の軸というのは、盛んに変化し続けるものです。また中心がどこと繋がっているのか、その地図を手に入れていないと、駅は移動するかもしれないし、駅自体の開発が必要になります。要するにこの中心となる駅とはティファレトです。ティファレトが星を見失っていると、常に中心が揺らぎ、中心軸がないことと同じになります。太陽に憧れた地球を中心にしていては、日和見的に真ん中が動き、いつでもどこか心許なく不安でイライラしているものです。

胸が星になると、自己を見失うことがなくなります。