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【アニソン】驚いた!2023年上半期グローバルなアニソンの話題【音楽シーン】

備忘録として、2023年上半期で私が驚いたアニソンに関するグローバルな話題を紹介いたします。
みなさんが知らない話題もあれば知ってる話題もありつつご覧ください。

1.4月の驚き!【前置き】2022年もグローバルで驚く話題はあった!

今や、YouTube、TikTokの映像配信だけでなく、Spotifyによるサブスク音楽配信などもあり日本発アニソンが海外で人気になり、話題になることは日常で目にする機会が増えました。

逆に目についたのは2022年での海外から日本へ「輸入」な出来事です。

アニソンカバーで人気の海外YouTuberがアニソンに抜擢!

2022年4月にYouTube登録者数388万人ノルウェー在住のアニソン歌ってみたシンガー・PelleKがTVアニメ「骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中」OPテーマに抜擢されました。

私が知る限り例を見ない衝撃的な話題だったのですが、
2023年4月8日の日本テレビ「世界一受けたい授業」でこの話題が登場し、
この事を、はじめて知りました。

コロナ禍にてYouTubeでアニソンカバーを探し聞く機会があった中で、
よく目にする方だったことがより驚きました!!詳しくはこの記事と動画を。


2.5月の驚き!海外ヒーロー映画(MCU)にアニソンが採用!?

この話題を見かけたのは4月10日頃でしょうか。
Twitter上のTLにて作曲家EHAMICさんのつぶやきを見かけるのです!

「えっ!?」と三度見するほど驚きました。
曲が使用されているTVアニメ「クラシカロイド」が好き、
ヒーロー映画「ガーディアンズ・オブ・ ギャラクシー」シリーズが好き、
「好き×好き=もっと大好き」の組合せに大興奮でした。

(1)何が驚きなのか!3つのこと

1つ目は、この曲がアニソンでもありボカロ曲でもあるということ。

2つ目は、この10年近く世界で圧倒的人気のヒーロー映画MCUシリーズではいくつも洋楽が採用されていますがアニソンは今回は初めてということ。

3つ目は、「ガーディアンズ・オブ・ ギャラクシー」(GotG)シリーズというのは主人公が持つ音楽プレーヤーのお気に入りリストからBGMとなる劇伴楽曲が流れているというギミックがあります。
音楽の位置付けが特に重要視される作品で採用されたということ。
同シリーズは音楽好きのジェームズ・ガン監督によるお気に入りの楽曲群が採用されています。前作、前々作までは洋楽のみが採用されていた中で日本のアニソンが採用されることが珍しいというか驚きでした。

(2)クラシカロイドスタッフも驚きの声

この前代未聞の採用には「クラシカロイド」に携わったバンダイナムコピクチャーズのスタッフも大喜びでした。
2023年4月28日に前編、2023年5月2日に後編として、5月3日の映画公開前に
スタッフブログで採用の裏側や楽曲制作の裏側を語っています。

(3)公開後の波及効果

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」は
日本では2023年5月3日公開、本国のアメリカでは2023年5月5日に公開上映されました。
その波及効果は素晴らしく、spotifyのワールドチャートとUSAチャートで
日本語の曲で1位を獲得するまでに至りました。

【動画】 公式動画より「小犬のカーニバル~小犬のワルツより~」

3.6月の驚き!今期人気アニメ主題歌「アイドル」が世界でも大人気に

(1)YOASOBI「アイドル」米ビルボード・グローバル・チャート“Global Excl. U.S.”で首位獲得

春アニメで話題になった「推しの子」そしてOP主題歌「アイドル」。
公式YouTube動画は1か月で1億回再生を突破し、存在の大きさを既に感じている楽曲です。
そんな曲が6月にニュースとしてまた話題を加速させたました。
前述の話題でspotify海外1位獲得の現象が起きた後に、
翌月にまたアニソンが海外で1位獲得という大きな話題になるとは驚きが続きました。

YOASOBI、「アイドル」が米ビルボード・グローバル・チャート“Global Excl. U.S.”で首位獲得
https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/126098/2

(2)この曲の面白さとは?

「アイドル」の楽曲としての面白さはいくつもありますが、
〇アイドル系ソングという楽しいイメージの底に潜む
 怪しげなミステリアスさ
〇「陽」と「陰」の見事な融合
が主な面白さと考えます。

「推しの子」自体が一見アイドルモノと思わせてミステリーであるように
作品に寄り添うように楽曲もその工夫が施されています。

怪しげなミステリアスさは主に2つ
イントロラップ後の壮大な音はアラビアンコードという文字通りアラビアっぽい感じになり、よりミステリー感を出しています。
ブリティッシュロックで怪しげなイメージを演出するため利用されているコードです。
2番のラップは歌詞とともに低音かつ後半が3連符のリズムで
より暗い感じを強め、アメリカで前から流行り今は1ジャンルとなっているダークポップにも似ています。

「陽」の要素としては、ボーカルのikuraさんが完全にぶりっ子してアイドルっぽく振り切った歌い方(本人インタビューより)に、アイドルならではのキラキラした歌詞、加えて、オタ芸集団「リアルアキバボーイズ」が担当したコールも入った高揚感。
ここに対極的な前述の「陰」の要素が入っても1つの楽曲としてまとまっている「統一感」はなかなか作り上げられないものです。

より詳しく知りたい方は下記の動画を見ると面白いです。

【参考動画】YOASOBI「アイドル」作曲家による分析・リアクション


(3)6月末になってもその勢いは止まらない!

6月下旬にはビルボードJAPANにて11週連続で総合首位と星野源「恋」と
並ぶ記録となりました。まだ、この勢いは止まりません。

この勢いはどこまでいくのでしょうか。


そして気付けば公式動画は再生数2億回突破!

【YouTube動画】公式MV YOASOBI「アイドル」

【YouTube動画】3日で既に再生回数600万以上 ツアーライブより「アイドル」


ということで2023年上半期で驚いたアニソンのグローバルな話題についての備忘録な語りでした。
今回は以上です。
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