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趣味はショッピング

物を買い過ぎた。
そう思って一時的にセーブしても、喉元過ぎればすぐにリバウンド。

これはきっと、根本的に何かを変えないとダメなんだ。
ちょうど「ミニマリズム」という言葉が出てきたので、ミニマリストと呼ばれる人のブログをいくつか覗いてみたりした。

”欲しいから買う、ではなく、必要なものを買う”

なるほど、言っている意味はわかる。
でも、必要か必要じゃないかの線引きってどこよ。
例えばお化粧なんて、生きていくのには全然必要じゃない。
そこできっぱり化粧やめちゃうミニマリストの人もいる。でも私には無理。

間に合わせで買った物の使い勝手が意外に良くて、ずっと使っていることがある。
運命の服だ!と思って買っても、服より自分の劣化が速くて、絶望的に似合わなくなったりもする(40過ぎるとコレ多い。。。)

色々と考えを巡らせても、自分の中の「そういえば」とか「そういうこと」にさっぱり出逢えない。
そもそも、初めて買い物をした時、何を思ってたっけ?

考え続けていたその時、上から落っこちてきたでっかいタライ、のような言葉がアタマを直撃。

”趣味はショッピング”

そう、そうだよ。昭和の時代、ショッピングは趣味だった。
何かあったら買う、何もなくても買う。
必要がなくても好きだからする。それを、趣味と言うんじゃないか。

ささやかなひとつの買い物が、傷付いた心を癒す…あの時代、そんな話を其処ここで見かけた気もする。
なんだ、仕方ないじゃん。

”秋晴れに 気分すっきり リバウンド”

ダメだ。すっきりした気分になっただけで、なんにも解決していない。
堂々巡りでため息をつく中、視界を横切るお買い物異分子。
・・・我が子である。

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