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織田哲郎ライブ 幻奏夜Ⅳ(2020.2.16 at COTTON CLUB)

昨年に引き続き、行ってきました「織田哲郎 幻奏夜」。
「幻奏夜」4回目の今年、初めてのCOTTON CLUBでの開催。2部への参加にて。

セットリスト概要

のっけからですが・・終わってみればセットリストは昨年と8割位同じ。
オープニングは「Winter Song」、エンディング(アンコール)は「BOMBER GIRL」は昨年と変わらず。

ただ、全曲覚えている訳ではないのではっきりは言えないけれど、アレンジはかなり変わっていた様子で、却って印象深く刻まれたライブだった。
全体的に「きめが細かく」、そして弦楽器が「バック演奏」から、「より独立したメロディーを奏でる存在」なった感じ。

その辺りを中心に、5組6曲のレポートを。

この後、リンクのほとんどが動画です。クリック/タップの際には充分ご注意くださいませ。

M-1. 君に会うために

春の小川のせせらぎを曲にしたら、きっとこんなメロディと思う曲「君に会うために」(原曲と別バージョンの動画はこちら)。
弦のアレンジで更に「春」感が増して、うっすらと春霞のようにヴィヴァルディ 春のオーラを纏った印象。

どこからともなく現れた一羽の蝶が、ひらひらと眼の前を通り過ぎていく ― 時折そんな風に薫る、第一ヴァイオリンのフレーズが印象的。

M-2. このまま君だけを奪い去りたい

「きれいな弦のアレンジが、いくらでも出てくる」、こちらでそう語っていた「このまま君だけを奪い去りたい」。

昨年とは明らかに違うアレンジ。二番のサビ前Bメロ、男性ヴォーカルにはやや高めのキーを柔らかな低音のチェロが支える様は、フィナーレの手前で踊るソリストのバレエダンサーを想わせる。

この曲ではピアノ弾き語りをしていた織田氏、終わるとぽつりと一言「いい曲だよね」。
「いえ、貴方の創る曲はみんないい曲ですから」 ― 私を含め、観客は皆そう心の中で呟いていただろことは、想像に難くない。

M-3.4. What a wonderful world ~ いつまでも変わらぬ愛を

What a wonderful world(邦題「この素晴らしき世界」)から、MCなしでそのまま「いつまでも変わらぬ愛を」。ふたつの曲に共通する雰囲気、浮かび上がる言葉は「桃源郷」。

「いつまでも変わらぬ愛を」のサビをピアノで聴いた時、改めて本当に美しいメロディーと感じた。弦アレンジでその美しさに厚みが増して。

M-5. CAFE BROKEN HEART

色んなライブで、色んなアレンジで聴いたこの曲「CAFE BROKEN HEART」。
でもきっと、このアレンジが一番好き。

明度で言うと、一番明るいのがこの時、一番暗いのがオリジナル
この時はちょうど真ん中位、弦の音色が夜明けへ向かう一筋の光のように差し、陰影が最も美しく感じられるようで。

そして、昨年よりも繊細になっていたイントロのウィンドチャイム
はっとさせられた。

M-6. BOMBER GIRL

この時も格好良さに痺れていたけれど、この日もまた。
どんな時でも、どんなアレンジでも間違いなくカッコイイ、それがこの曲「 BOMBER GIRL」。

弦楽奏者の方が弓を持ったまま手拍子してたり、リズムをとる、中々見られない1年振りの光景に「幻の夜のBOMBER GIRL」を実感。

(追記)この後の名古屋公演では、なんと「BOMBER GIRL」という名前のカクテル🍸があったそう!これまた強そうな…と思いきや、アルコール&ノンアル両方取り揃えがあったとかで。オーダーの瞬間から、気分が高揚しそう。

弦の調べにピアノやアコースティックギター、そしてもちろん織田氏の唄のハーモニーに色んなかたちの美しさを味わい、最後は「格好いい」曲で〆。

今宵もまた、夢のような「幻の夜」だった。

ツイートとか画像とか

一緒に行ったのは、この時と同じくていないさん
BOMBER GIRLで弾けてた。BOMB!してた^^

***

実は20代に何年間かパーカッションを習っていたことがあって、そんなことからパーカッションパートはライブ中も気になる存在。

残念ながら昨年に続き、パーカッションはとても見えづらい席。
こちら側を向いている時にグロッケンの音色が聴こえたので、「かなり狭そうだな、きっと要塞みたいだろうな」と思っていたけれど・・・

想像以上の要塞っぷりだった!!

下にある四角いのは、椅子じゃなくてカホン
グロッケンに載ってるのは、万華鏡じゃなくてシェイカー(たぶん)

狭い中、パーカッションからコーラスまで!、ありがとうございました。

***

少し前に先行投稿した、画像篇のnoteはこちら。

【発売中止】このライブがCDに!!

2020/2/26 追記:ライブCD、発売中止になりました。

CD発売と同時にnote書こうと思っていた曲「Candle in the Rain」
ライブで原曲にはない最後の歌詞が「Just like that Candle in the Rain」

だったのでした。。。


幻奏夜Ⅲのライブレポは、こちら

ヘッダー画像は開催当日のCOTTON CLUB WEBサイトよりお借りしました
また、note会員でない方もスキ(ハートマーク)は押せます♡

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