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雑記|不意な一万円が欲しい

誰かのスケボーの音が響いているアーケード街、そんな主張、誰にも響かない。

俺は天才と僕はダメだの間をフラフラしながら居場所を探している。

誰かの為は寂しいし、自分の為は恥ずかしい。

アイツに怒鳴られたくないとビクビクしているけれど、あいつに怒鳴られた事なんて無いし、怒鳴っているのは自分の方じゃあないか?
そんなにこわいか。
よくないよ。

部屋を更新した。この部屋に来て四年、全然好きじゃない。

ビリビリくるものを創らなきゃ何にもならない。

常温の炭酸水しかない。冷やす元気もない。

カレーばかり食べている時は弱っている。

焦燥感が亜鉛を摂取させる。

あの人には理屈も常識も世間体も、もうなくて、恐ろしいことに、どう自分が感じたか?しか指針がなくなってしまっているのだ。それをどう思うよ。目が霞むよね。自分がどう感じたかしか覚えてないんだ。上も下もない。自分の感情だけがそこにあるんだから、私はこう感じた私は悲しかった腹がたったしかない。私私私。前後がないから辻褄が合わない。合わそうなんてない。暗闇で感情だけ抱いて沈んでいくんだ。そんな怖いことない。もう何も見えていないんだ、こわいから暴力的になる。怯えてるんだ。どうしても寂しくなる仕組み。痛みを痛みとして捉えないから。

不意に貰った一万円が1番嬉しい。

ノンフライヤーでローストビーフを作った。ただでさえ脂の少ない赤身肉から油が更に抜けた。意外に簡単。ソースをつくる余裕はなく、焼肉のタレ。十分だった。

自分の好きなモノすらわからなくなってきているので、枯れている。遊ぶのはつくるのと同じぐらい大事だ。ハーフ&ハーフ。

誰かの声ばかり聞いていたら、私の声が聞こえなくなった。叫んでみたけれど喉がカラカラ言っている。

渇き。潤す為の術もなく、ただボンヤリとベンチに座っている。誰かの声がうるさいと怒鳴る人は公園なんて来なければいいのに。目障り。日常の手触り。少し涼しくなったけれど、まだまだ不快。心地よく生きられるのすら豊かさだ。

発掘するために書く。
何も考えずに指先に喋らせる。
目が脳みそを覗く感じ。
私の声を聴いてあげる作業はとても、能動的に行われる。
コントも小説もここからはじめる。
本屋に行く。そこに巻き戻る。
誰かの閉じ込めた言葉にお金を払うと、言葉には価値があると思えて嬉しい。

身体からだいぶ前に溢れた文章を読めるようになった。見返す。見返してやりたい。

気にするな。誰もみていない。せめて、自分と会話しないと。

ブレずに進む方向。前に進んでいくために。居場所をはっきりとさせる。

白黒つけるのは誰でもない。

一万円貰ったら何使うか即答できる程度には渇いていたい。



えぇヘッドフォン。