上の写真は亡き母が愛用していたラジオです。災害時には役に立ちそう～

さて、
私は通常、らじるらじるで好きな番組の聞き逃し配信を好きな時間に楽しんでいます。みんなでひきこもりラジオは昨年たまたま聞いた番組でした。
本放送は月一回（最終金曜日）の夜八時半からです。私は昼間の自由時間？に楽しみに聴いています。

ひきこもり当事者からのメールやハガキのメッセージをMCの栗原望アナウンサーが温かい声で紹介してくれます。そのメッセージに視聴者からのメッセージが返され、みんなの体験や今の気持ちなどを共有できるのが魅力です。

栗原さんはなぐさめるわけでも、アドバイスするわけでも、同調するわけでもなく番組を進行してくれる。それがうれしいのです。
私も二年前の手術後、ひきこもりになりました。
アドバイスはいらない。否定もせず慰めもせず、話をただ聴いてもらえることがこんなに大切だなんて！という気づきを病気からもらいました。

栗原さんがメッセージを読むことで、当事者の声が沢山のリスナーに届きます。メッセージを書いた人は、それが聴いてもらったことと思えるのかな？聞いている私たちは、メッセージがたとえ重くて辛くても「うん」とうなづいて、その人につながるしメッセージを通して多くのリスナーと繋がれる。私の心の中は暖かくなれるのです。これがひきこもり当事者のみなさんと番組MC栗原さんが作り上げる世界なのかな？ここは暖かいです。

今回のひきこもりラジオでは、能登半島地震のショックを語る方が多かったです。被災者の方のメッセージもあり、避難所に行くことが精神的に困難なひきこもりさんたちの悩みの声がありました。

他に「なくなっては困るもの」として現金でのお買い物を上げている方たちがいらっしゃいました。そこには経済的にも困窮していてカードを作ることができない方が多い現実がありました。そんなキャッシュレス社会が不便になってしまったひきこもりさんたちのメッセージが寄せられていました。

社会の仕組みが負担になる人たちがいることを知ってほしいです。

曲のリクエストで紹介された鬼塚ちひろの「We can go」の歌詞。
どうか　完全なものたちが　そこら中に　溢れませんように
リクエストした方は、この歌詞で励まされたそうです。
祈りの歌だなあ～。

番組最後に　栗原さんはみんなに語りかけます。

「来月生きて　また会いましょう」

この番組が気になった方、ぜひ聞いてみてね。
1月26日放送分の聞き逃し配信は
2月2日金曜　午後8時55分配信終了です。
次回は2月23日金曜日　午後8時5分から8時55分まで。