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鮮やかな春へ

 「光の方へ♪」歩き始めたシニアウーマンのtanchoです。釣りが生きがいの夫つりお君と二人暮らし。つりお君は週に5回、福祉関係の施設で大好きな農作業に励み、私は専業主婦と呼ばれる働き方に人生初めて取り組んで?います。

 私は2021年初夏に胃がんの手術、同年年末にイレウスで再手術を含む二回の手術を受けました。二回の入院生活と3回の手術はダメージが大きかったです。2022年からは術後の様々な不具合と向き合いリカバーする日々を送っています。

 夫つりお君と私は長年食養をベースとした自然食をやってきました。今回の病気をきっかけに自分が正しいと思ってきたことを一旦リセットしました。以前は否定していた西洋医学・栄養学は本当の所どうなのか?を自分のあさい知識だけで決めつけずに実体験を通して学んでいった2022年だったと思います。

 自分にとっての結論が出た訳ではないのですが、はっきりしたことがあります。人は体質も生き方も一人一人違います。ある人にとって良いことが他の人にとっては良くないことがあります。自分だけ(または同じような考えを持つ仲間だけ)が正しいのではありません。これはあたりまえのようですが、実は自分が正しいと思ったとたんあたりまえでなくなるのですねえ。相対的なものが絶対的なものになり、結果として自分を束縛してしまいます。たとえ正しいと思ってもそれにしがみついて安心するのではなく、柔軟な姿勢で日々アップデートしていくことが大切だと思いました。

  よく言われることですが「自分の身体の声を聴く」、それはできそうでできないことなんだなあと感じました。謙虚さがたいせつなのかなあと。

  ともすれば体の不具合ばかりに目が行きます。生命の危機回避のためには必要なことですが、その為だけに生きているわけではないですよね。なかなかその感覚を言語化できないのがもどかしいです。ただ私は「光の方へ♪」向かって生きて行きたいなあ~。だって楽しそうでしょ?

  手術で胃は3分の2を切除し、小腸は1メートル切除しています。短くなった胃腸はいろんなメッセージを発してくれます。いままで気づかなかったことをほんとうに沢山。大切な私の先生です。

  ニックネームのtanchoは短腸のこと。でもタンチョウという言葉の響きから私は丹頂鶴を連想してしまうんですね。光の方へはばたく丹頂鶴をイメージしています。短腸であることで生じる困難と日々向き合いつつ、生かしてもらった日々を味わっています。

  そんな私の日々の生活と新鮮な気づきのアレコレを書いてみたくなり、noteで一歩踏み出すことにしました。どうぞよろしく~。

         2023年 二月吉日 tancho

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